『ターミネーター』新作、エドワード・ファーロングがジョン・コナー役で登場 キャメロン言及
リンダ・ハミルトンがサラ・コナー役に復帰する映画『ターミネーター2』(1991)の続編『ターミネーター:ニュー・フェイト』に、ジョン・コナー役のエドワード・ファーロングが登場するようだ。現地時間18日、アメリカ・サンディエゴで開催中の「コミコン・インターナショナル」内のパネルディスカッションで、プロデューサーのジェームズ・キャメロンが語った。
シリーズの生みの親であるキャメロンは、現在『アバター』(2009)続編の撮影に忙殺されており、ビデオメッセージでパネルに登場。映像内で、リンダやT-800役のアーノルド・シュワルツェネッガーのカムバックを語るなかで、「エディ(エドワード)・ファーロングもジョンとして戻ってくる」と言及した。
サラの息子で未来の人類を率いる運命を背負ったジョン・コナーは、クリスチャン・ベイルなど名だたる俳優が演じてきたが、やはりイメージを決定づけた『ターミネーター2』でファーロングが演じたジョンは、彼の美少年ぶりも相まって絶大な人気を博した。
その後は、薬物や離婚問題で幾度も逮捕されるなど、私生活の問題ばかり報じられていたファーロング。メッセージ内におけるキャメロンの発言が本当であれば、リンダ同様、約28年ぶりのシリーズ復帰となるが、キャメロンのあまりにさりげない言及や、会場で上映された新映像にも出ていなかったことから、メインキャストではないことが予想される。
この日のパネルには、シュワルツェネッガーら主要キャストに加え、メガホンを取ったティム・ミラー監督も登壇。『ターミネーター』シリーズは、ひとつの時間軸上にある物語だと語っており、これもファーロング登場の信憑性を高める。また、ミラー監督は、本作が本国アメリカにおいて、R指定作品になることも明かした。(編集部・入倉功一)
映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』は11月8日より全国公開