新作『チャイルド・プレイ』チャッキーのここがスゴイ!
人気ホラーシリーズ『チャイルド・プレイ』の新作が19日に公開された。恐怖のバディ人形・チャッキーのなにが“スゴイ”のかを紹介していく。
1988年に公開されたシリーズ1作目『チャイルド・プレイ』の現代版となる本作は、少年・アンディを好きすぎるあまり暴走するチャッキーの狂気を描く。チャッキーの声を『スター・ウォーズ』シリーズのマーク・ハミルが担当していることでも話題となっている。
今作のチャッキーがいままでのシリーズと大きく異なるのは、ハイテクなバディ人形だという点。家庭のお手伝いをする目的で製造されたバディ人形には、高性能なAI機能が搭載されており、人間の行動や会話を学習することで高度な会話をすることもできる。
しかし、人間の悪い言葉遣いや暴力的な行為を見て、そのまま行動に移してしまうのがチャッキー。最初はチャッキーのことを面白がっていたアンディや彼の友人たちは、底なしの“学習能力”に違和感を覚える。凶暴化したチャッキーは、車やドローンなどを遠隔で操作して大勢の人間を恐怖に陥れるのだ。
さらに、チャッキーは歌まで歌う。劇中、バディ人形の曲「バディソング」を何度か熱唱するのだが、「死ぬまで君は僕のバディ」「どれほど愛しているかわからないよね 君のことを絶対に放さないよ」という歌詞は、アンディへの一方的な愛を歌っているようにも捉えることができ、不気味だ。(編集部・梅山富美子)