唐沢寿明、『トイ・ストーリー』の人気を実感
俳優の唐沢寿明が24日、TOHOシネマズ新宿で行われた映画『トイ・ストーリー4』大ヒット記念舞台あいさつに出席し、12日間で興行収入43億円を突破する大ヒットを記録した本作の反響を明かした。この日は、唐沢をはじめ吹き替え声優の竜星涼(フォーキー役)、新木優子(ギャビー・ギャビー役)、チョコレートプラネットの長田庄平(バニー役)と松尾駿(ダッキー役)も出席した。
本作は、人間とオモチャの物語を描いた『トイ・ストーリー』シリーズの第4弾。7月12日の公開以降、23日までの12日間で興収43億4,000万円、動員数326万人(配給調べ)を記録する大ヒットとなっている。ウッディの吹き替えを務めた唐沢は、「『観たよ』とよく声をかけられますね。面白かったという人や、終わり方に納得いかない人など、いろいろ意見はあるようですが、キャラクターのTシャツを着ている人もよく見かけます」と作品の広がりを実感している様子。
公開初日に劇場で本作を鑑賞したという竜星も、「僕の隣に座った人が、フォーキーの声が竜星涼だというのを知って、『嘘でしょ』とつぶやいたのを聞いたんです。作品に溶け込んで演じられたのかなと思って嬉しかった」と自身が吹き込んだ声への反応を報告。新木も、「(普段連絡がない友達から)『トイ・ストーリー4』観たよという連絡を結構もらいました」と反響の大きさに驚きを見せていた。
前作から9年ぶりの新作となったが、唐沢は「長い時間をかけて続いてきたシリーズ。僕の周りにも『トイ・ストーリー』が好きな人が本当に多く、その連鎖が世代で受け継がれているんでしょうね」とシリーズの変わらぬ熱狂ぶりに感慨深げ。新キャラクターに声を当てた竜星や新木、チョコプラの二人についても、「素晴らしかった。フォーキーなんて、すごく難しかったと思う。ダッキー&バニーも、ギャビー・ギャビーも上手く声を当てていたよね」とねぎらっていた。
またウッディとバズの友情ついて、唐沢は「最初は勘違い野郎だと思っていたバズが、知らない間に大人になっているんだよね。友情の形も1作目から変化を見せている」とコメントし、「改めて(『トイ・ストーリー』が)みなさんに愛されている作品なんだなと感じた」としみじみと語っていた。(磯部正和)