吉永小百合主演作、予告編にももクロ登場!主題歌は竹内まりや
吉永小百合と天海祐希が共演の映画『最高の人生の見つけ方』(10月11日全国公開)の予告編が公開され、余命宣告を受けた主婦(吉永)と女社長(天海)がアイドルグループ・ももいろクローバーZのライブに参加するなど、様々な体験に挑戦する姿が収められている。また、本作の主題歌がシンガーソングライター・竹内まりやの書き下ろしによる「旅のつづき」に決定。映像の一部で楽曲が使用されている。
本作の原案は、ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン共演で2007年に公開されたハリウッドの同名映画。余命宣告を受け、死ぬまでにやりたいことを実行するため旅をする二人の男性を描いたヒューマンドラマだ。本作では設定を男性から女性に変更。余命宣告を受けた主婦・北原幸枝(吉永)と女社長・マ子(天海)が、病院で出会った少女が持つ「死ぬまでにやりたいことリスト」を実行していく。
予告編は、リストをもとに旅へと繰り出した幸枝とマ子が、旅先で写真撮影や、スカイダイビングに挑戦する姿を映し出す。さらに、幸枝がマ子とその秘書(ムロツヨシ)と共に、ももいろクローバーZのライブに参加し、幸枝とマ子がメンバー4人と肩を並べる姿も収められている。
映画の主題歌を担当する竹内は、「残された時間をいかに生きるか? という問いかけへの私なりの小さな答えがこの歌になりました」と楽曲への思いを明かす。竹内の楽曲を聞いた吉永は、「マ子さんと私(幸枝)の思いを見事にとらえて、最高です。初めて知るまりやさんの楽曲の魅力。鮮やかなエンディングになりました。まりやさん、ありがとう!」と感謝。天海も、「まりやさんの優しくて、力強く前向きな歌詞と包み込むような歌声で最高のエンディングになりました。『旅のつづき』が、映画『最高の人生の見つけ方』の世界をさらに素敵にしてくださっています」と太鼓判を押している。
エグゼクティブプロデューサーの小岩井宏悦は、竹内の起用について「アップテンポでとにかくポップな女性賛歌がイメージでした。本編は号泣で終わることはわかっていたので、劇場を出る時は気分を上げて欲しかったからです。ターゲットとなる女性層に支持されていてポップでおしゃれな楽曲と言ったら、やはり竹内まりやさんです」と語っている。(編集部・倉本拓弥)