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『アベンジャーズ/エンドゲーム』ロバート・ダウニー・Jrの希望で変更された場面

『アベンジャーズ/エンドゲーム』より
『アベンジャーズ/エンドゲーム』より - Walt Disney Studios Motion Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

 映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』で、アイアンマンことトニー・スターク役のロバート・ダウニー・Jrが、ある場面に与えた影響について、脚本を手掛けたクリストファー・マルクススティーヴン・マクフィーリーが、アメリカ・サンディエゴで行われた「コミコン・インターナショナル2019」内のパネルディスカッションで語った。(この記事は『アベンジャーズ/エンドゲーム』の重要なネタバレを含みます)

【動画】ロバート・ダウニー・Jr『アイアンマン』のスクリーンテスト映像

 『エンドゲーム』は、最強の敵サノスによって失われた全宇宙の生命の半分を取り戻すベく、生き残ったヒーローたちが再び立ち上がる姿を描いた『アベンジャーズ』シリーズ完結編。10年以上にわたって続いてきたマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の集大成として、『アバター』(2009)を抜き去り、全世界興行収入歴代ナンバーワンの座に輝いた。

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 クリストファーとスティーヴンがパネルでふれたのは、先日、USATODAY.comで感動的な削除シーンも公開された、アイアンマンの死のシーン。この場面でトニーは静かに息を引き取るが、脚本家たちは当初、トニーのために何パターンものセリフを考えていたという。しかしスティーヴンは、10年以上にわたってトニーと過ごしてきたロバートの直観が、より感動的なラストを生んだと語った。

 「僕とクリスは、喜んでさまざまなタイプの素敵な最期の言葉をトニーのために書いたんだ。ロバートはどれも気に入らない様子だった。直感的にわかっていたんだ。この男(トニー)はこれまで、とにかくたくさんの映画でずっと話し続けてきた。その彼が何も言わなければ、みんな打ちひしがれるってね」

 また、この場面の前には、トニーが「私はアイアンマンだ」のセリフを口にする感動的なシーンも登場する。同日にパネルを行ったルッソ兄弟によると、このシーンが撮られたのはロバートのクランクアップ日。さらに、撮影が行われたスタジオ内のステージはロバートが初めて『アイアンマン』(2008)のスクリーンテストに臨んだ場所のすぐ隣だったといい、まさに運命的なめぐり合わせがシーンだったことを明かしている。(編集部・入倉功一)

ロバート・ダウニー・Jrの起用秘話!『アベンジャーズ/エンドゲーム』特別映像 » 動画の詳細
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