コリン・ファース、カンバーバッチ、マーク・ストロング出演!緊迫感がすごい『1917』初予告
『007 スペクター』などのサム・メンデス監督が第1次世界大戦真っただ中のある1日を描く新作映画『1917(原題)』の初予告編(海外版)が公開された。『キングスマン』のコリン・ファース&マーク・ストロング、テレビドラマ「SHERLOCK(シャーロック)」のベネディクト・カンバーバッチ&アンドリュー・スコット、「ボディガード -守るべきもの-」のリチャード・マッデンなど、英国&アイルランドの人気俳優が勢ぞろいしていることでも話題の作品だ。
『1917(原題)』が追うのは、上官から重要な任務を与えられた2人の若きイギリス人兵士(『はじまりへの旅』のジョージ・マッケイと「ゲーム・オブ・スローンズ」のディーン=チャールズ・チャップマン)の姿。予告編では、コリンふんする上官が「第2部隊が敵の罠にそのまま踏み込もうとしている。君の任務は『翌朝の攻撃は中止』だと伝令すること。もし君がやらなければ、1,600人が死ぬ。そこには君の兄弟も含まれている」「もし失敗すれば、皆殺しになるだろう」と2人に淡々とものすごいプレッシャーをかけている。
そして“翌朝の攻撃前まで”というタイムリミットが迫る中、2人がし烈な戦線を駆け抜けていくさまも映し出され、『ブレードランナー 2049』や『007 スカイフォール』のロジャー・ディーキンスが撮影監督を務めているだけにすさまじい緊迫感&没入感だ。それをあおるような時計の針の音など、クリストファー・ノーラン監督の『ダンケルク』的でもある。
オスカー監督サム・メンデスの下、ディーキンスのみならず、編集は『ダンケルク』や『007 スペクター』のリー・スミス、音楽はメンデス監督作でおなじみのトーマス・ニューマンとクリエイティブチームにも実力者が集っており、アカデミー賞も射程圏内といえそうだ。米公開は今年12月25日。(編集部・市川遥)