田中圭、林遣都と“平成最後の満月の夜”を振り返る
俳優の田中圭が13日、都内で行われた『劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』のイベント「おっさんずフェス」に出席、劇場版の撮影を振り返るとファンに向けて熱いメッセージを送った。イベントには林遣都、内田理央、金子大地、伊藤修子、児嶋一哉、沢村一樹、志尊淳、眞島秀和、大塚寧々、吉田鋼太郎、瑠東東一郎監督も出席した。
2018年の「ユーキャン新語・流行語大賞」のトップテンにランクインするなど社会現象になったドラマ「おっさんずラブ」の劇場版。永遠の愛を誓いあってから1年、上海・香港転勤から帰国した春田創一(田中)を中心に、沢村や志尊など新たなキャストたちを加え、壮絶なラブバトルが繰り広げられる。
浴衣姿で登壇した田中が、「なんとか映画が完成しました。パワーアップして帰ってくることができました」と超満員の会場に向かってあいさつすると、「お帰り」という声があちこちから上がる。続けて田中は、映画の撮影を振り返り「毎日本当に楽しかった。特にお泊りロケでは、真面目な話をしたよね」と林に声をかけると、林も「平成最後の満月の夜でしたね」と発言し、田中を見つめる。
劇中の春田と牧を彷彿させるやり取りに、会場からは大歓声が上がると、そのロケに参加できなかった吉田はやや不満そうな表情。こうしたやり取りにも、大きな拍手が巻き起こるなど、ボルテージは最高潮に。
そんななか吉田は、新たに劇場版からキャストに加わった沢村と志尊、田中、林が一堂に会したサウナのシーンに触れると「あのシーンはすごく大変でしたが、やり切った感じがした場面」とファンをあおる。すると、沢村も「サウナのシーンはDVDになるとモザイクが入るのですが、劇場版ではノーカットなので、ぜひ足を運んでください」とアピール。田中らから「なに言っているんですか!」と突っ込まれていた。
ファンの熱の入った声援が上がる会場に、田中は「7話悔いのないようにドラマを撮影したのですが、ファンのみなさんのおかげでパワーアップして戻ってくることができました。僕らができるすべての笑いと愛情を詰め込みました。『おっさんずラブ』をよろしくお願いいたします」と呼びかけていた。(磯部正和)