サプライズ登場の星野源が真摯にお悩み解決!
星野源が23日、都内で行われた映画『引っ越し大名!』(8月30日公開)公開直前イベントにサプライズ登壇し、ファンを喜ばせた。この日は、共演の飯尾和樹(ずん)、飯尾と同じ事務所に所属する親友・ウド鈴木(キャイ~ン)も来場した。
作品にちなみ、飯尾とウドが難題を解決することになり、観客から悩みを募る中、後方座席にこっそり座っていた星野が「はい!」と挙手し、「東京都から来た星野源です」と自己紹介すると、観客は大騒ぎ。その中で、星野が「最近寝つきが悪くて、眠るいい方法はありますか?」と質問すると、飯尾は「僕らと二泊三日の旅行に行けば早く寝たがると思う。疲れちゃって」と答え、即解決(!?)に導いた。
その後、客席を通ってステージに登壇した星野が悩みを募ると、挙手率が一気に上がり、飯尾は「大人としての諸注意ですよ! この正直者!」とツッコミ。男性客から「暑い夏を乗り切る方法」を尋ねられると、飯尾は「気のせいだと思ったら?」と答えるが、星野は2年前の猛暑の中、冷房を掃除しようと業者に連絡をするも「入るのに1週間かかる」と言われ、「1週間暑いけど、気のせいだと思っていたら熱中症になりました」と危険な体験を告白。そんなこともあり、「個人的にいいと思うのは、あったかいものを食べて飲んで、外側から冷やす。白湯もいいと思います」と真摯なアドバイスで応えた。
『のぼうの城』などの犬童一心監督がメガホンをとった本作は、生涯に何度も国替え(引っ越し)を命じられ、「引っ越し大名」と呼ばれた実在の大名・松平直矩のエピソードを基に、片桐春之介(星野)ら姫路藩士たちの奮闘をユーモラスに描く物語。
星野は、「ご一緒したい人ばかり」で作ったと明かすと、「楽しく笑い合いながら作って、完成品を観たら素敵な喜劇になっていて、今の日本を生きる人たちにも、この人たちの悩みや頑張りが伝わるような、時空を超えて共鳴したり、応援したくなったり、勇気をもらったりできる映画になったと思っています」とアピール。飯尾は、現場でお弁当が3種類あった時を振り返り、「(星野が)みんなに気を遣わせちゃいけないと『じゃんけんしましょう』とイベントを開いてくれるんですけど、結局自分(星野)が勝っちゃった」とやらかしエピソードを暴露し、会場の笑いをさらっていた。(取材:錦怜那)