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木村拓哉の新ドラマ、パリでクランクイン 「GOOD LUCK!!」以来の感覚

10月期TBS日曜劇場「グランメゾン東京」でシェフにふんする木村拓哉
10月期TBS日曜劇場「グランメゾン東京」でシェフにふんする木村拓哉 - (C)TBS

 木村拓哉主演の10月期TBS日曜劇場「グランメゾン東京」(毎週日曜夜9時~)がフランス・パリでクランクイン。三つ星を20年以上獲得し続ける名店「ランブロワジー」を貸し切って撮影を行った。本レストランでテレビドラマの撮影を行うのは世界初。木村は、「連続ドラマの1シチュエーションにここまで時間と費用を割いてモノを作るって本当に久しぶりで、『GOOD LUCK!!』(2003)以来の感覚だなと思っています」と心境を明かしている。

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 木村にとって令和初となるドラマで演じるのは、型破りなフランス料理のシェフ・尾花夏樹(おばな・なつき)。かつてパリで名シェフとして腕を振るいながら、己の慢心から招いた事件によって店も仲間も失いどん底に落ちた彼が、女性シェフ・早見倫子(はやみ・りんこ/鈴木京香)と出会い、世界最高の三つ星レストラン「グランメゾン東京」を作り上げるべく奮闘する。

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グランメゾン東京
尾花(木村)と共に三つ星レストランの立ち上げに奮闘する倫子(鈴木京香)

 「ランブロワジー」で撮影されたのは、木村演じる主人公がパリに自分の店を持ち二つ星を獲得していた頃のシーン、そしてある事件によって全てを失った彼がシェフの倫子と出会うシーン。木村にとって、「ランブロワジー」の花形である肉部門のシェフを務める日本人男性・吉冨力良氏との出会いは印象深かったという。23歳で単身フランスに渡った吉冨氏の生きざまや料理に対する姿勢に感銘を受け、撮影の合間に厨房で料理の演技に関して手ほどきを受け、さまざまな知識を学んだ。

 木村は、そんな貴重な体験を「たくさんのサポートを受けたうえでの撮影なので、時間を大切にして、その時できる一瞬一瞬を切り取っていけたらなと思います。パリにいる間、京香さんや沢村(一樹)さんや監督と、グランメゾンをいかに構築していくかってことを毎晩のように煮詰めることができました」と振り返っている。

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グランメゾン東京
沢村一樹が、尾花がかつて持っていた二つ星レストランの支配人に

 パリでの撮影には、かつて尾花と二人三脚でパリの店を二つ星レストランにした支配人・京野陸太郎(きょうの・りくたろう)にふんする沢村一樹も参加。本シーンでは、彼に経営を任せていた尾花がなぜ店を失うことになったのか、その秘密が明かされる。

 なお、本ドラマの放送を記念し、木村が出演したTBS系ドラマ4作品が9月15日より動画配信サービス「Paravi」で配信される。作品は、初の配信となる「Beautiful Life~ふたりでいた日々~」(2000)「GOOD LUCK!!」のほか、「MR.BRAIN」(2009)、「A LIFE~愛しき人~」(2017)。「TVer」「TBS FREE」「GYAO!」でも期間限定で配信される。(編集部・石井百合子)

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