松岡茉優、月夜のピアノ連弾!『蜜蜂と遠雷』幻想的な新映像
恩田陸の同名小説を松岡茉優主演で映画化する『蜜蜂と遠雷』(10月4日公開)から、松岡演じる亜夜の月夜のピアノ連弾シーンを収めた新映像が公開された。
芳ヶ江国際ピアノコンクールに集まったピアニストたちが、熾烈な戦いを繰り広げるなかで互いに刺激し合い、成長を遂げていくさまを『愚行録』の石川慶監督が描き出す本作。ピアニスト役には、復活をかける元神童・亜夜役の松岡のほか、不屈の努力家・明石役の松坂桃李、信念の貴公子・マサル役の森崎ウィン、今は亡き“ピアノの神”が遺した異端児・塵役の鈴鹿央士が集結した。
このたび、松岡ふんする亜夜と鈴鹿演じる塵がピアノ工場で連弾を楽しむ本編シーンが公開に。月明かりが差し込む幻想的な雰囲気のなか、ドビュッシーの「月の光」やハロルド・アーレンの「It's Only a Paper Moon」、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第14番「月光」と、タイトルに「月」が出てくる楽曲を次々と弾いていく姿が収められている。セリフはないが、その代わりにピアノで会話を交わしているかのように楽し気に演奏する二人の姿が印象的なシーンだ。
このシーンは、原作者の恩田もお気に入りのシーンの一つにあげている場面。松岡も本シーンについて「亜夜が音楽の楽しさを思い出す、重要なシーンで撮影も印象深かった」と語るなど、劇中でも重要なシーンとなっている。(編集部・吉田唯)