スコセッシ監督『アイリッシュマン』上映が決定
第32回東京国際映画祭
マーティン・スコセッシ監督のNetflixオリジナル映画『アイリッシュマン』が、第32回東京国際映画祭で特別招待作品として上映されることが決定した。(【2019年9月27日追記】もともとクロージング作品の予定でしたが、映画祭の都合で特別招待作品として上映されることになったため、内容を初出時と一部変更しています)
同作では、ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、ジョー・ペシという3人のオスカー俳優たちが共演。全米トラック運転組合のリーダー、ジミー・ホッファの殺人に関与した容疑をかけられた実在の凄腕ヒットマン、フランク・シーランの半生を描いた物語で、昨年の『ROMA/ローマ』のように映画賞を席巻するのでは? と期待される作品だ。
さらに昨年から始まった、映画祭期間中のハイライトとして、観客および世界に注目してほしい作品を上映するGALAスクリーニング作品には、『それでもボクはやってない』などの周防正行監督の最新作『カツベン!』が決定。映画が「活動写真」と呼ばれていた時代に独自のしゃべりで観客を沸かせた「活動弁士」を夢見る若き主人公を成田凌が演じる。
第32回東京国際映画祭は10月28日から11月5日まで、六本木ヒルズほかにて開催。オープニングは『男はつらいよ』シリーズの新作となる『男はつらいよ お帰り 寅さん』が飾ることが発表されている。(編集部・中山雄一朗)