斎藤工、窪田正孝に何度も救われた!「火村英生」で絶大なる信頼感
俳優の斎藤工が26日、都内で行われた「臨床犯罪学者 火村英生の推理2019」ファン感謝イベントに出席し、作品でコンビを組む窪田正孝への絶大なる信頼感を述べた。イベントには脚本を務めるマギーもMCとして参加した。
2016年1月期に日本テレビ系列で放送され大きな反響があった、斎藤演じる犯罪学者・火村英生と、窪田ふんする推理作家・有栖川アリスの最強コンビが数々の事件に挑む「臨床犯罪学者 火村英生の推理」の3年半ぶりの続編。地上派ではスペシャルドラマ「ABCキラー」、オンライン動画サービスHuluでオリジナルストーリー「狩人の悪夢」が配信される。
連続ドラマ放送終了後、熱烈なファンから続編希望のはがきが約1万通も寄せられたという伝説の作品。斎藤は「テレビシリーズはお客さんのニーズがないと帰ってくることができない」としみじみ語ると、「火を途絶えさせずにいてくれたのは皆さんのおかげです」と会場に詰め掛けたファンに感謝。
斎藤にとっても、火村という役は思い入れが強いようで「普段の自分と火村は、質感が通じるものがある。体内温度がすごく近い気がする」と述べると、斎藤の母親もこれまで斎藤が演じた役のなかで、一番ピッタリだったと話していたエピソードを披露した。
また相棒となる窪田への信頼度も、3年半でさらに増したという斎藤。「分厚くなりましたよね」と変化を口にすると「物語の肝となるシーンを作るうえで、作品を正しい方向に導いてくれたのは窪田正孝です。個人よりも作品全体としての視点を持っていて、多角的に作品を捉えられるので、何度も救われました」と賞賛の言葉を続けた。
そんな窪田から「たくさんの火村ファンの熱意で、コンビが再結成できました。クランクイン前、久々にアリスになれるか不安だったのですが、工さんと言葉を交わすと、自然と役になり切れました。現場では物事の捉え方など、いろいろ相談にのっていただきました」とつづった手紙が届くと、斎藤は「ありがとうございます。そして(結婚)おめでとうございます」と笑顔を見せていた。(磯部正和)