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松岡昌宏「死役所」に自信!異色キャラへの挑戦も楽しく

異色のキャラに挑戦!松岡昌宏
異色のキャラに挑戦!松岡昌宏

 松岡昌宏が10日、都内で行われた深夜ドラマ「死役所」(テレビ東京系)の記者会見に出席し、異色の役への挑戦を楽しんでいると明かしつつ、ドラマの仕上がりに自信をのぞかせた。この日は黒島結菜清原翔松本まりかでんでんも出席した。

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 あずみきしの人気コミックが原作の本ドラマ。この世を去った者たちが訪れる「死役所」を舞台に、主人公のシ村をはじめ、癖のある個性的なキャラクターたちが、死者と向き合うさまを描き出す。

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 水曜深夜の新ドラマ枠「ドラマホリック!」第1弾となる本作で、主演を務める松岡は「もともとバラエティーだったこの枠をドラマの枠にしたいと。その第1弾として『死役所』という、とても人気のあるマンガの主人公をやってほしいというお話をいただきました」と切り出すと、「原作を拝見しまして、本当にこれがテレビで表現できるのかという不安があった一方、もしこれを再現するのなら、僕がいち視聴者だったとしても観たくなるような作品だと思いました。シビアなスケジュールの中ですが、撮影現場も和気あいあいとやっています」と語った。

死役所
和気あいあい

 松岡が演じる主人公・シ村は、次から次へと現れる死者に「お客様は仏様です」と慇懃無礼な態度で対応する、ミステリアスで強烈な魅力を放つ闇の深いキャラクター。そんなシ村役について、「たしかに僕にとって新しい引き出しであることは間違いないですが、俗に言う死後の世界なので。(文字通り)血が通っていない。そういった、やったことのない役だからこそ、いろいろと手探りで、何をやってもいいだろうということで、楽しくやっていますね」と明かした。

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 そして、美人だが笑顔がなく、口が悪い自殺課職員・ニシ川を演じた松本は、「原作でもものすごい強烈なビジュアルと、キャラクターのイメージが強い役だと思っています。絶対に笑ってはいけない役なので。わたしはすぐに笑っちゃうんですけど、今日もなるべく笑顔が出ないように作り込みました」とあいさつ。

 「とにかく原作を読んだ時に、ものすごく魅力的で。自分とはあまりにもかけ離れていたので、いかに原作に忠実なところまでいけるか、ここまで徹底したことが無いんじゃないかというくらい、美容師さん、メイクさん、いろいろな人と細かい調整をして作りあげました」と自負する松本だったが、ところどころで笑顔がこぼれそうになり、そのたびに後ろを向いて必死に笑いをこらえていた。そんな松本の姿を見た松岡が「もういいんじゃないの?」と茶化してみせるひと幕もあった。

 一方、今風のチャラくてミーハーな生活事故死課の職員・ハヤシを演じる清原は「原作ファンが多い作品なので、友だちやいろんな人から、楽しみにしていると言われました。プレッシャーを感じていましたが、セットに入ってからはやりやすくて。一生懸命撮影しているので、皆さんに楽しんでいただける作品になったんじゃないかなと思います」とコメント。

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 朝ドラ「なつぞら」の役柄と比べてどうか、という質問には「一見、チャラそうといっても、言葉使いが軽くて、軽く見られているだけなので。僕は朝ドラで演じた役とはあまり大差ないかなと思っています。言葉使いが若者風なだけで、本人はしっかりとしているので。わざと差を付けるとかはなかったですね」と返答した。

 キャスト陣の姿を満足げに見守っていた松岡は、「シンプルですが、めちゃくちゃ面白い作品だと思います。自信を持って言えるのは、キャスト、スタッフがプロフェッショナルな仕事をやった結果だということです。ぜひ多くの方に観ていただきたいと思います」と呼びかけた。(取材・文:壬生智裕)

ドラマ「死役所」は10月16日深夜0時12分よりテレビ東京系にて放送開始

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