『ジョーカー』1位スタート!ハイロー新作は3位!
映画週末興行成績
土日2日間(10月5日~10月6日)の全国映画動員ランキングが興行通信社より発表され、DCコミックスに登場する“悪のカリスマ”の誕生を描いた新作『ジョーカー』が1位スタートを切った。
【画像】狂気…24キロの減量を敢行した主演ホアキン・フェニックス
第76回ベネチア国際映画祭でグランプリにあたる金獅子賞を受賞した同作は、荒んだ大都会ゴッサムシティで人々を楽しませるコメディアンを夢見るアーサーが、バットマンの宿敵である狂気の犯罪者“ジョーカー”へと変貌していくさまを描いている。衝撃作として多くの映画ファンから注目されていた作品が見事に1位を獲得した。主演はホアキン・フェニックスで、監督は『ハングオーバー』シリーズなどのトッド・フィリップス。
3位に初登場となったのは EXILE HIRO が企画プロデュースを務める『HiGH&LOW』シリーズの新作『HiGH&LOW THE WORST』。『HiGH&LOW』シリーズと高橋ヒロシによるコミック「クローズ」「WORST」がクロスオーバーしたアクションで、川村壱馬、吉野北人、前田公輝、山田裕貴らが出演している。『HiGH&LOW』シリーズを手掛けてきた久保茂昭監督がメガホンを取った。
ほか新作では恩田陸のベストセラー小説を松岡茉優主演で映画化し、国際ピアノコンクールを舞台に若きピアニストたちが抱える葛藤と成長を描いた『蜜蜂と遠雷』が4位。キアヌ・リーヴス演じる殺し屋ジョン・ウィックの復讐(ふくしゅう)劇を描くアクションシリーズの第3弾『ジョン・ウィック:パラベラム』が5位にランクインした。
3週連続で1位だった三谷幸喜監督の『記憶にございません!』は2位に、先週2位だった『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~』は6位、先週3位だった公開12週目の『天気の子』は今週は7位となった。
今週は『真実』『イエスタデイ』『最高の人生の見つけ方』『ブルーアワーにぶっ飛ばす』『クロール -凶暴領域-』『空の青さを知る人よ』などが公開される。(ランキング・数字などは興行通信社調べ)(編集部・海江田宗)
【2019年10月5日~10月6日の全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)】※()内は先週の順位
1(初)『ジョーカー』:1週目
2(1)『記憶にございません!』:4週目
3(初)『HiGH&LOW THE WORST』:1週目
4(初)『蜜蜂と遠雷』:1週目
5(初)『ジョン・ウィック:パラベラム』:1週目
6(2)『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~』5週目
7(3)『天気の子』:12週目
8(4)『人間失格 太宰治と3人の女たち』:4週目
9(6)『HELLO WORLD』:3週目
10(8)『アナベル 死霊博物館』:3週目