『HiGH&LOW』轟の人気爆発!美しきインテリ眼鏡不良の魅力に迫る
公開中の映画『HiGH&LOW THE WORST』で前田公輝が演じる、美しすぎるインテリ眼鏡不良キャラクター・轟洋介の人気がバクハツ中だ。その魅力に改めて注目したい。
『HiGH&LOW』シリーズと人気コミック「クローズ」「WORST」がクロスオーバーした本作。4日に公開されると、SNS上では作品を鑑賞したファンたちが好きなシーンやキャラクターについてのコメントを次々と投稿し、大きな盛り上がりを見せている。その中でも特に話題のキャラクターの1人が、ドラマ「HiGH&LOW」シーズン2(2016)から登場していた轟だ。
轟は、“漆黒の凶悪高校”の異名を持つ鬼邪高校(おやこうこう)の生徒。定時制と全日制がある鬼邪高の全日制に属している。他の不良たちとは一味違い、轟はいじめられていた過去から元々は不良が大嫌いで「不良狩り」と称して全国の不良が集まる鬼邪高に転校してきた。ストイックに作りあげてきた肉体で瞬く間に全日制を制した後、鬼邪高の番長である定時制の村山良樹(山田裕貴)にタイマンを挑む。一度は村山の圧倒的強さに屈した轟だったが、今作でもその燃えたぎる闘志は健在。全日制の同級生には目もくれず、村山に再度タイマンを申し込む。
見かけはクールな優等生だが、村山への執着心は誰よりも強い。もとより『HiGH&LOW』シリーズの人気キャラクターであったが、今作の公開を受け、その真っすぐな姿に惹かれるファンがさらに急増。
学ラン、さらさらの黒髪、眼鏡、そして眼帯というビジュアルについても“二次元キャラクター”もびっくりの完璧さだと称賛されている。不良でありながら「君主論」という本を読みふける姿は「あまりにも美しすぎる」と話題になった。その“殺傷能力”の高さから、「轟の女になりたい」というファンも続出。本気の喧嘩の際には眼鏡を外し裸眼で敵をにらみつける姿もまた、普段の眼鏡姿とはギャップがあって魅力的だ。
そして、これまでは芝マン(龍)・辻(鈴木昂秀)と共に3人で行動しつつもどこか孤独を感じさせていた轟だが、本作では周りの人間関係の変化も作用し新たな魅力が引き出されている。なかでも鬼邪高全日制に転校してきて早々、天真爛漫に轟へタイマンを挑んでくる花岡楓士雄(川村壱馬)は、喧嘩は強くてもリーダーとしての資質が欠けている轟にとって、大きく心を揺るがす存在となった。
轟を演じた前田も「ずっと村山だけを見てきて、辻・芝マンの2人だけと行動してきた彼が、今回は花岡楓士雄との出会いによって仲間の輪に加わり人に肩を貸したりする。これって轟にとっては大きな成長だと思うんですね。轟はプライドとナルシシズムが入り組んだヤヤコシイ男でもあるので(笑)。そこに風穴を開けてくれたのが村山の助言であり、楓士雄の存在だったんだと思います」と自身が寄り添ってきた大切なキャラクターの成長について語った。(編集部・小山美咲)