中島美嘉「時効警察」でゾンビ映画女優役 初の被り物で「新しい自分」
アーティスト、女優の中島美嘉が、11月8日に放送されるドラマ「時効警察はじめました」(テレビ朝日系・毎週金曜夜11:15~※一部地域を除く)第4話にメインゲストとして出演することが26日、明らかになった。演じるのは、25年前にいわくつきのゾンビ映画『ロマンティックを止めるな』でブレイクした主演女優。劇中のCMでは人生初の被り物に挑んでおり、中島は「メロンのCMに関しては、被り物が初めてだったので、衣装合わせからテンションが上がっていました(笑)。メロンビームの動きも“新しい自分な感じ”で、本気で楽しみました(笑)」とコメントしている。
本作は、総武警察署・時効管理課の霧山修一朗(オダギリジョー)が、交通課の三日月しずか(麻生久美子)を相棒に、時効になった事件を“趣味”で捜査するコメディーの第3弾。第4話は、時効管理課に、長回し1カットで撮影した異色のゾンビ映画『ロマンティックを止めるな』が25年ぶりに同じキャスト&スタッフでリメイクされるというニュースが舞い込むところからスタート。霧山が、この映画にまつわる未解決事件を捜査する。
シリーズ初参加となる中島が演じるのは、『ロマ止め』の撮影中に監督の唐沢浩一郎(津田寛治)が殺された事件で被疑者となる主演女優・折原千香子。千香子は25年前のゾンビ映画でブレイクし、スターダムを駆け上がったものの、今では仕事が激減。最近の代表作といえば「メロンのCM」という設定で、中島はこのCMで完熟マスクメロンの被り物にマスクメロン柄の胸パット、メロン色で統一した薄手のトップス&タイツ、濃いグリーンのミニスカートという強烈なビジュアルを披露する。
中島と主演のオダギリは初共演。中島は「台本を読ませていただいたときに、だいぶ大御所感のある話し方でセリフが書かれていたんです(笑)。なので、どういう言い回しにすればいいかな……など、細かい部分で悩みましたけど、現場で皆さんがとても優しく教えてくださったので助かりました。オダギリジョーさんも今回が初共演でしたが、すっごく落ち着かれた方で、オーラがとても優しいというか……。安心させてくださる方でした」と撮影を振り返っている。
なお、「長回し1カットで撮影した異色のゾンビ映画」「ロマンティックを止めるな」などのワードは、2018年に社会現象を巻き起こした某低予算のインディーズ映画を彷彿とさせ、劇中映画の内容も気になるところ。
映画『おじいちゃん、死んじゃったって。』(2018)やWOWOWドラマ「坂の途中の家」(2019)などの森ガキ侑大監督がシリーズで初めてメガホンを取り、映画『男子高校生の日常』(2013)やドラマ「家政夫のミタゾノ」シリーズなどの小峯裕之が脚本を務める。(編集部・石井百合子)