仮面ライダー冬映画、追加キャスト10名発表!
特撮ドラマ「仮面ライダーゼロワン」と「仮面ライダージオウ」の冬の新作映画『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』の新キャスト10名が発表された。
【動画】『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』本予告編
「仮面ライダーゼロワン」は、社長の座に就く者のみが使用できる飛電ゼロワンドライバーを手にした飛電或人(ひでん・あると)が、人工知能=AIが導入された新時代の日本で生まれた悪と戦う物語。冬の劇場版では、AIロボ・ヒューマギアに人間が支配された世界が描かれる。荒廃しきった世界で生き残っている人々は身を守るために地下シェルターでの生活を強いられており、人工知能特務機関「A.I.M.S」の不破諫(ふわ・いさむ)と刃唯阿(やいば・ゆあ)はヒューマギアたちに立ち向かうレジスタンスとして活躍している。
今回、明らかになったキャストたちは、そんな2人をバックアップする面々。バラエティー番組「逃走中」のハンター役としても活躍する笠原竜司をはじめ、舞台俳優の竹中隼人、殺陣師の潮見勇輝、スタントマンのトム・コンスタンティン、俳優のガイモン、舞台女優の橋本ゆりか、女優やグラビアアイドルとして活動する鈴木ふみ奈、舞台俳優の佐野祐介、俳優の佐藤隆幸が出演する。また、「ゼロワン」で或人のギャグ指導として名を連ねるハッピー遠藤が避難民役として登場することも明らかになった。
今回のキャスティングについて、杉原輝昭監督は「今回の映画は『夢』という大きなテーマがあります。或人が夢みているヒューマギアと人間の関係性を、歴史改変された世界の中でも描いています。そのため、台本には特になかったのですが、“ヒューマギアに支配された世界”で『レジスタンス側に加担するイズとレジスタンスの関係性が映画を通して好転していく』というシーンを追加で入れたいと思いました。そのためには、作品の中で大きく心境が変化するレジスタンスの面々の印象を残さなければならないと思い、個性的な方々をキャスティングさせていただきました」とコメント。
さらに「衣裳合わせの段階で演出陣で勝手にキャラ付けして衣裳や持ち道具を設定したのですが、撮影日当日にできあがってきたレジスタンスの面々を見た時は『そう! これだ!』って思いました。撮影中にも貪欲に僕のほしいものに答えてくれて、アクションシーン、芝居、さらにはアフレコまで素晴らしかったです! イズと彼らの関係性の変化は、胸アツなシーンになっていると思いますのでぜひ劇場で観ていただきたいです。ただ、若干キャラが立ちすぎて現場ではスピンオフを撮ろうと一部スタッフの間で謎の盛りあがりも起こっていました(笑)。できれば本編でもどこかで彼らに会いたいなと思います」と振り返っている。
本作には、高橋文哉、奥野壮、岡田龍太郎、鶴嶋乃愛、井桁弘恵、押田岳、大幡しえり、渡邊圭祐ら「ゼロワン」「ジオウ」のキャスト陣のほか、山本耕史、和田聰宏、生駒里奈なども出演する。(編集部・大内啓輔)
映画『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』は12月21日より全国公開