山崎賢人「時効警察」最終話メインゲスト!オダギリと9年ぶり共演
俳優の山崎賢人が12月6日に放送されるオダギリジョー主演のドラマ「時効警察はじめました」最終話に、メインゲストとして出演することが明らかになった。自身にとっての俳優デビュー作である2010年放送のドラマ「熱海の捜査官」以来9年ぶりのオダギリとの共演&三木聡監督との再タッグが実現した。
2006年から2007年にかけて2シーズンが放送された人気ドラマの12年ぶりの続編にあたる本ドラマは、時効になった事件を“趣味”で捜査する霧山修一朗(オダギリ)が助手の三日月しずか(麻生久美子)と一緒に未解決事件に挑む脱力系コメディーミステリーだ。小雪、向井理、中山美穂、柳葉敏郎らそうそうたるメンバーがゲスト出演してきた今シーズンのトリを山崎が飾ることとなった。
最終話で山崎は、動画配信サイトで次々と予言を的中させて有名になった予言者・スピリチャル雨夜を演じる。スピリチャル雨夜には高校時代に飛び込み部のコーチが屋上から飛び降りるのを予言し、実際にコーチが飛び降りて死亡したという過去があり、これに興味を持った霧山が捜査を始める。
「熱海の捜査官」の撮影を「セリフを覚えて役を演じるだけで、いっぱいいっぱい。オダギリさんと二人で階段を降りるシーンでは緊張しすぎて、右手と右足が一緒に前に出ちゃったり……(笑)」と振り返った山崎。「俳優を始めて今年で10年目なんですけど、このタイミングでまた三木組という“原点”に戻って来られて、本当にうれしいなと思いました」と出演を喜び、9年ぶりの共演となったオダギリについて「当時と全然変わらないですね。『時効警察』の現場ではオダギリさんと久々にお会いできたので、近況報告から本当に他愛もない話まで、いろんなお話をさせていただきました」と語った。
オーディションを経て四十万新也役で参加した「熱海の捜査官」の三木監督との再タッグに対しても山崎には特別な思いがあり、「この10年で成長した部分を出せたら……とは思っています。撮影中はやっぱり『熱海の捜査官』の頃を思い出しますし『初心忘れるべからず』という真っ白な気持ちで臨んでいます」と話した。
山崎は「せっかくなので『熱海の捜査官』の四十万新也エッセンスみたいなものも入れていけたら面白いのかなとも思っていて……」とファンを喜ばせる発言もし、「(スピリチャル雨夜の)回想シーンの高校時代も、四十万新也と同じような髪型にしているんですよ」と紹介。「『熱海の捜査官』が好きな人にもぜひ見ていただきたいなと思います!」とメッセージを送っている。(山崎賢人の「崎」は「たつさき」が正式表記)(編集部・海江田宗)
「時効警察はじめました」はテレビ朝日系で毎週金曜よる11時15分~放送