山田裕貴、2作同時に連ドラ主演!ゆとり世代の男子&変態ストーカー教師に
俳優の山田裕貴が来年1月から放送される連続ドラマ「SEDAI WARS(セダイウォーズ)」「ホームルーム」の2作で主演を務めることが明らかになった。今回、連続ドラマ初主演となる山田はそれぞれ、ゆとり世代の男子と変態ストーカー教師という役どころに挑むことになる。
【画像】山田裕貴のメガネ×スーツ姿!「SEDAI WARS」場面カット
MBS/TBSドラマイズム枠で放送される「SEDAI WARS」の舞台は、世代間のあつれきによって、さまざまな問題が深刻化する近未来の日本。物語では、社会が崩壊の一途を辿るなか内閣総理大臣に代わって日本を治める大統領を決める“SEDAI WARS”の開催が発表され、“SEDAI”と呼ばれる各世代の代表者たちがVR空間内でバトルロイヤルを繰り広げることになる。監督をヒーローアクションの第一人者として知られる坂本浩一が担当する。
本作で山田が演じるのは、SEDAIに選ばれてしまった主人公・柏木悟。今年、連続テレビ小説「なつぞら」や映画『HiGH&LOW THE WORST』で注目を浴びた山田は、本作ではゆとり世代の男子役に挑む。山田は役柄について「ぼくが演じた中でも一番冴えない男」と語りつつ「どう考えたって世界を変えられなさそうな男が世界を変える。やはり人の心です。人柄です(笑)。大人たちが真剣に、真面目にバカをやって、現場は毎日大笑いした作品です」と期待をあおる。
また、同じく山田が主演を担うMBSのドラマ特区枠で放送の「ホームルーム」は、爽やかイケメン教師・愛田凛太郎が主人公の学園サイコ・ラブコメ。女子生徒からダントツの人気で“ラブリン”の愛称で親しまれている愛田だが、彼の担任するクラスでは生徒の桜井幸子に対して毎日不快なイタズラが続いていた。幸子に優しく手を差し伸べる正義感が強い愛田に彼女は好意を抱いていたが、実はイジメの真犯人は愛田本人だった……。
幸子が好きすぎるあまり自作自演の救出劇を繰り返すという異色のキャラクターを演じる山田。「とうとうぼくの変態性が世にばれてしまう時がきてしまいました(笑)。共演する皆様にも気持ち悪がられると思います(笑)。いや、役です。あくまで愛田という男が悪いのです。でも、この世界観でぼくの奥底に眠る化け物を存分に皆様にいじってもらおうと思います。どうか皆様が、山田裕貴のことを嫌いになりませんように」とコメントしている。
監督を務めるのは、映画『全員死刑』、ドラマ「GIVER 復讐の贈与者」「スカム」などの小林勇貴。今回の発表を受けて「極悪監督、ラブストーリーに初挑戦です! 一方的な願望を愛と錯覚して、それを他人に押し付ける人のなんと多いことでしょうか! 殴る蹴るの暴力よりもずっと暴力だと思います。あらゆる一方通行の愛が交差する、学園ドラマを描きます! そんな愛憎青春物語を、今一番アツイあの男、山田裕貴と暴れられると思うと、心から嬉しいです!」と意気込みを寄せている。(編集部・大内啓輔)
MBS/TBSドラマイズム「SEDAI WARS」はMBSにて2020年1月5日より毎週日曜24時50分~、TBSにて2020年1月7日より毎週火曜25時28分~放送
ドラマ特区「ホームルーム」はMBSにて2020年1月23日より毎週木曜24時59分~放送ほか