『シックス・センス』の天才子役は現在31歳!『テッド・バンディ』出演シーン
シリアルキラーの語源になった殺人鬼テッド・バンディの実話を映画化した『テッド・バンディ』(12月20日公開)より、『シックス・センス』『A.I.』で天才子役として名をはせたハーレイ・ジョエル・オスメントの出演シーンが公開された。
テッド・バンディは、1970年代のアメリカで30人以上の女性を惨殺したとされる連続殺人鬼。IQ160の頭脳と端麗な容姿で司法やメディアを翻弄し、刑務所にはファンレターが寄せられるなど魅力的なカリスマ性も持ち合わせていた。本作では世界を震撼させた稀代の殺人犯の裏側に迫ると共に、バンディの長年の恋人の視点を通して善人としての一面も描く。
一層丸みを帯びた現在31歳のハーレイが本作で演じるのは、バンディを愛してしまったヒロイン・リズの同僚ジェリー。映像では、リズに新年の抱負を問い掛け、「僕はやせること」と言って和ませたり、たわいない会話でリズを癒やす姿が垣間見られる。バンディに夢中になり、帰りを待ち続けるリズを、優しくも強く支えるという役どころだ。
バンディを演じるのは、アイドル系のイメージを完全脱却したザック・エフロン。静かなる怪演で、演技派としての評価を一気に高めた。シングルマザーのヒロイン・リズ役は、『白雪姫と鏡の女王』の白雪姫などで知られるリリー・コリンズ。判事役で名優ジョン・マルコヴィッチも出演している。(編集部・小松芙未)