神木隆之介、ウィル・スミスとの対面に衝撃「忘れられない思い出」
俳優の神木隆之介が13日、都内で行われた主演映画『屍人荘の殺人』の初日舞台あいさつに登壇し、ウィル・スミスと対面したことを“令和元年に起きた一大事件”に選びつつ、2019年を「挑戦できた年」と振り返った。この日は、共演の浜辺美波、中村倫也、池田鉄洋、木村ひさし監督も来場。池田が執事役の劇中衣装で司会を務めた
神木隆之介、浜辺美波、中村倫也が令和元年の一大事件を発表【写真】
山奥にあるペンションを舞台に、ミステリー愛好会に所属する大学生が連続殺人の謎に挑む物語。神木は、浜辺演じる剣崎比留子と、中村ふんする明智恭介という探偵(ホームズ)に振り回される推理下手の探偵助手(ワトソン)の葉村譲役を務めた。
作品にちなみ、“令和元年に起きた一大事件”を発表することになると、神木は「ウィル・スミスさんに会えたこと」と、自身が出演した朝の情報番組で作品PRのために来日したウィルと会えたことを嬉しそうに報告。「元気の塊というか、人を明るくする人」と印象を語ると、「僕、お会いして本当に元気になって、前向きにちゃんと生きていこうと思ったんですよ。忘れられない衝撃と思い出です」と目を輝かせていた。
今年1月にクランクインした本作の撮影を振り返りつつ、「皆さん、どう思うんだろう……と楽しみにしてきました」と観客の反応を期待している神木。というのも、本作は原作とは一味違うポップな仕上がりになっており、神木は「コメディーもあり、ミステリーもあり、いろんなエンターテインメントが詰まった映画」と評すると、「今までにやったことのない役、今までにない環境の中でお仕事をさせていただくことが挑戦ですし、なおかつ自分でもやってみよう! と変えたところもあります」と本作や役に込めた思いを打ち明けた。
そんなかつてない体験ができた本作ではじまり、本日初日を迎えた2019年。現在、舞台「キレイ-神様と待ち合わせした女-」にも立ち、26歳にして24年という長い芸能キャリアの中で初となる舞台経験の真っただ中でもある。神木は、舞台の先輩である中村に、「『どういう雰囲気なの?』『のどのケアとかどうするの?』『本番はどういう気持ちなの?』と不安で聞いたりした」と本作撮影時に新人のように中村に質問していたことを明かしながら、「いろいろ挑戦できた年」と充実した表情を見せた。(取材:錦怜那)
映画『屍人荘の殺人』は全国公開中