「相棒」元日SPに瀧本美織 水谷豊の握手から始まる現場に感激
女優の瀧本美織が、元日に放送される「相棒」スペシャルドラマ(テレビ朝日系、2020年1月1日・午後9:00~11:15)に出演することが18日、同局より発表された。特命係の警部・杉下右京(水谷豊)が爆破・監禁事件に巻き込まれるストーリーが展開する本作で、瀧本は右京と共に囚われの身となる社長秘書役でシリーズ初参加。「駐車場に閉じ込められるシーンでは何日間もハードな撮影が続いたのですが、水谷さんはじめとする先輩方がすごくお茶目で(笑)、現場を和気あいあいと盛り上げてくださいました」と撮影を振り返っている。
現在、season18が放送中の「相棒」。元日スペシャルは2006年より毎年放送されてきたが、令和初となる今回は警視庁主催の年末ゴルフコンペ会場で爆発騒ぎが発生し、右京が地下駐車場に閉じ込められるところから幕をあける。爆発を仕組んだのは、元組長の解放を要求する暴力団の構成員。右京ら計9人が拳銃を手にした犯人に監禁され、さらに有害ガス発生の危機が。一方、巡査の冠城亘(反町隆史)は地上で捜査に奔走する。
本作でメインゲストとして登場する瀧本は、今年ドラマ「刑事ゼロ」(テレビ朝日系)や「仮面同窓会」(東海テレビ・フジテレビ)のヒロインを務めたほか、新春3夜連続ドラマ「破天荒フェニックス」(2020年1月3日~5日放送予定・テレビ朝日系)が待機中。瀧本は、コンペに参加していた元警察庁刑事局長の警備会社社長と、その息子で警視庁組織犯罪対策三課の係長らと共に事件に巻き込まれる警備会社社長秘書・雨宮紗耶香にふんする。
「相棒」シリーズ初出演となる瀧本は、「『相棒』の撮影は毎朝、水谷さんがスタッフ、キャストの皆さん全員と握手するところからはじまって、撮影終了後も握手で終わるんです」と独特の現場の雰囲気を回想。共演シーンが多い水谷と撮影の合間に交わした会話を、「撮影の合い間、水谷さんから話しかけてくださって、地元や家族のことなどいろいろなお話をさせていただきました。私は鳥取出身なのですが、水谷さんも撮影で鳥取に行かれたことがあるそうで、『砂丘の景色は素晴らしかった』と言ってくださったり、鳥取のお雑煮は“ぜんざい”で珍しいという話になったり……」と明かしている。
その他ゲストに、ドラマ「あなたの番です」(日本テレビ・よみうりテレビ)、映画『見えない目撃者』など出演作が相次ぐ浅香航大、ドラマ「俺の話は長い」(日本テレビ・よみうりテレビ)「特命刑事カクホの女2」(テレビ東京)も記憶に新しいベテラン、長谷川初範。川原和久、山中崇史、山西惇、浅利陽介、田中隆三、小野了らレギュラー・メンバーも集結する。(編集部・石井百合子)
「相棒season18元日スペシャル」は2020年1月1日・午後9:00~11:15、テレビ朝日系24局で放送