佐藤健「ぎぼむす」撮影で窮地に…反町隆史のPOISONに救われる!
俳優の佐藤健が21日、都内で行われたドラマ「義母と娘のブルース 2020年謹賀新年スペシャル」制作発表会見に出席。撮影中に窮地に追い込まれるものの、反町隆史に助けられたというエピソードを明かした。この日は、綾瀬はるか、竹野内豊、上白石萌歌、井之脇海も出席した。
本作は、桜沢鈴による4コマ漫画を基に、綾瀬演じるキャリアウーマンの亜希子(綾瀬)が、血のつながらない娘・みゆき(上白石)の母になろうと奮闘する10年を描いた連続ドラマの続編で、ある赤ちゃんを巡る騒動を描く。
再び演じる麦田章について、佐藤は「愛すべきバカなところ(が好き)。見ていて元気が出るというか、憎めない。基本的に、前回のドラマと何も変わっていませんでした」と笑いつつ、「またこのチームが集結できたこと、非常にうれしく思います」と喜びのコメント。また、「亜希子さんに思いを寄せていた麦田が(連続ドラマの)最終回では振られまして、思いが成就することはなかったわけですけど、今回はどうなるのか注目してみていただけたら」とアピールした。
撮影を振り返ると、「窮地に立たされました。やっぱり難しいですよね。麦田が赤ちゃんをあやして、すごく笑うシーンを求められるんですけど、泣き止まないんですよ」と赤ちゃんを相手にした撮影の苦労を吐露。「綾瀬さんには最初から懐いていて、何が違うんだろう……と思って、毎日へこんで帰っていました」と肩を落とした。
しかし、打開策を見つけたそうで「試行錯誤をした結果、反町さんの『POISON』を流すと、たちまち泣き止むという結論に至りました」と反町隆史のシングルで、反町が主演した大ヒットドラマ「GTO」の主題歌になった「POISON ~言いたい事も言えないこんな世の中は~」に意外な効果があったことを報告した。
そのため、本番中は「POISON」を流しっぱなし。佐藤は「BGMを流しながら芝居をする経験は初めてだったけど、むしろいいなと思いました。テンションがいつもよりググっと上がったり、元気が出たり、いろんな発見がありました」と語り、「いつもより芝居のキレがいいです」とも打ち明け、会場の笑いをさらっていた。(取材:錦怜那)
「義母と娘のブルース 2020年謹賀新年スペシャル」は2020年1月2日夜9時~TBS系で放送