高橋一生&蒼井優、恋愛と結婚を語りあう
高橋一生と蒼井優が13日、都内で行われた映画『ロマンスドール』の公開直前! プライベート試写会に出席し、夫婦役で共演した二人は観客からのさまざまな質問に答えながら、お互いの恋愛・結婚観についてトークを展開し、会場を沸かせた。
この日は、あえて司会進行役を立てず、高橋と蒼井が会場の質問状に直接返答する形で進行。より親密な雰囲気が増して、トークにも熱が入った。「結婚したいけれど、人と人生を共にするのが少し怖い気がする。お二人は?」という質問に、現在39歳の高橋は「このくらいの歳になってくると、結婚できるかなっていう恐怖はあります」と告白。「相手がいないと始まんないですから」「孤独ですよ~」と自虐的に続けると、蒼井が「お話を聞くと、ほぼ家から出ないで(筋トレで)家の中で自転車を漕いでいるって。わたしはそれ(自転車)を捨てた方がいい、その脚力で外に出るべきだと思って」と率直なアドバイス。撮影中は、蒼井と女性スタッフを相手に、高橋が筋トレ指導を行っていたエピソードも明かされた。
昨年6月、山里亮太(南海キャンディーズ)と結婚した蒼井に、高橋が「蒼井さんは結婚に恐怖はなかった?」と問いかけると、蒼井は「わたしも(結婚)しないものと思っていて、結婚は考えてもいなかったんですけど、何かうっかり……ひょっと」と本音を語りつつ、「(結婚は)車線変更って感じ。大きく道が変わるとかでもないし」と自身の結婚観を表現。「新婚のわたしが言っても説得力ないですが、添い遂げるのが(大変ではなく)当たり前になる感じ」と実感を口にした。
本作は、『百万円と苦虫女』やドラマ「東京独身男子」などで知られる脚本家、映画監督のタナダユキが、2008年に雑誌「ダ・ヴィンチ」で連載された自身の小説を映画化。北村哲雄(高橋)と、彼が一目で恋に落ちて結婚した園子(蒼井)の10年の月日が描かれる。
高橋に対して「哲雄のように、一目惚れをしたことはある?」と質問が出ると、高橋は「一目惚れ、あります。この人を好きになってしまうだろうなっていうのはブレないですね。でも顔とか、特徴的な系統が似てるかと言われると、歴代のお付き合いした方を見ても、全然一貫性のない男だなって自分で思います」とコメント。「(最近は)笑うときに、ものすごく笑ってくれる人がいいですね」と打ち明けると、蒼井も「若いときはビジュアルや造形美が気になるけど、ちょっと(年齢を)重ねると、結果『表情筋』かな。コンプレックスのある若い子も、もうちょい素材で勝負できるときがくるから(大丈夫)って思います」と笑いを交えて語っていた。(取材・文/岸田智)
映画『ロマンスドール』は1月24日より全国公開