注目女優・恒松祐里『シグナル100』で親友・橋本環奈と白熱の演技バトル!
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橋本環奈が主演を務める映画『シグナル100』が24日に公開。生徒役で出演している注目女優の恒松祐里が、プライベートでも仲がいいという橋本と熱い演技バトルを披露している。
同名の人気コミックを実写映画化した『シグナル100』は、担任教師に日常の100の行為が合図となる“自殺催眠”をかけられた36人の生徒たちによる、狂気と絶望のデスゲームを描く。催眠発動のシグナルを解く方法は“クラスメートの死”のみという状況のなか、生徒の一人である樫村怜奈(橋本)は全員が生き残る方法を見つけようと、見えない恐怖に立ち向かっていく。
恒松が演じるのは樫村のクラスメートで、身体が弱いながらもマネージャーとして健気にサッカー部を支える箕輪紀子。極限状態で生徒たちの隠れていた素顔が明らかになるなか、心優しい箕輪も次第に本性を露わにしていくことになる。恒松は「(箕輪)紀子は喘息持ちで病弱で他人よりも一歩遅れたところがある子なので、(樫村)怜奈のように周りを引っ張っていく子になりたいのになれず、自分への劣等感が増えていく役どころ」と分析し、難役に挑んだ。
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子役から活動を続け、数々の作品で経験を積み重ねてきた恒松。昨年は『凪待ち』『いちごの唄』『アイネクライネナハトムジーク』『殺さない彼と死なない彼女』といった話題作への出演が続き、演技派女優として高い評価を集めている。『シグナル100』では、劣等感が増すにつれて歪んだ感情へと変貌していくさまを、狂気すら感じさせる演技で表現した。
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そんな恒松は、橋本とは『ハルチカ』(2017)以来の共演ということも話題に。遊園地へ遊びに行った様子をSNSに投稿するなど、二人は普段からプライベートでの仲の良さが知られている。恒松は「同じシーンが多い橋本環奈ちゃんとは2度目の共演ということでとても良くしてくれて、撮影中ずっと二人で笑いあったり、ほかの生徒役の方とも笑いあいながら現場を作っていくことができて、楽しい現場でした」と撮影当時を振り返る。プライベートとは正反対に、劇中では対立を深めていく関係を演じるが、息の合ったコンビネーションが存分に発揮された演技合戦に注目だ。(編集部・大内啓輔)
映画『シグナル100』は1月24日より全国公開