お調子者のヒトラー登場!『ジョジョ・ラビット』豪華キャスト勢ぞろいの特別映像
第2次世界大戦時のドイツを舞台にしたスウィートな風刺劇『ジョジョ・ラビット』から、監督、脚本、製作そしてヒトラー役を務めたタイカ・ワイティティ(『マイティ・ソー バトルロイヤル』)が豪華キャストについて語る特別映像が公開された。ワイティティ監督は「コメディー俳優たちで第2次世界大戦の映画を作るのは時期尚早か? いや、今こそ最適の時だ」「コメディーは観客にメッセージを伝えやすくする」と本作の狙いについても明かしている。
空想のヒトラーを友達に持つ少年ジョジョを主人公にした本作。今回公開された映像でワイティティ監督は、自身の役について「10歳の少年の空想だから10歳の子の知識しかない。何も知らない、お調子者のヒトラーだ」と紹介。ジョジョ役のローマン・グリフィン・デイヴィス、ジョジョの家に潜んでいたユダヤ人少女役のトーマシン・マッケンジーらフレッシュなメンバーに加え、ジョジョの母役のスカーレット・ヨハンソン(『ブラック・ウィドウ』)、ヒトラー青少年団の教官役のサム・ロックウェル(『スリー・ビルボード』)やレベル・ウィルソン(『キャッツ』)ら豪華キャストの魅力を語っていく。
本作は第92回アカデミー賞で作品賞、助演女優賞(スカーレット)、脚色賞、美術賞、編集賞、衣装デザイン賞の6部門にノミネートされるなど、賞レースでも存在感を見せている。(編集部・市川遥)
映画『ジョジョ・ラビット』は公開中