「第42回ぴあフィルムフェスティバル」9月開催!PFFアワード作品募集
新人映画監督の登竜門としても知られる「第42回ぴあフィルムフェスティバル」(PFF)が、9月12日から26日まで、東京・京橋の国立映画アーカイブで、月曜休館を挟む13日間にわたって開催されることが決定した。
1977年から続く自主映画コンペティション「PFFアワード」をメインプログラムに、140名を超えるプロの映画監督を輩出してきたPFF。今年も、3月24日を締め切りに「PFF アワード 2020」向けの作品を募集しており、入選作品は映画祭で上映される。
「PFF アワード」入選をきっかけに注目を浴びた作品は劇場公開される例も多く、昨年も『沈没家族 劇場版』(加納土監督)、『オーファンズ・ブルース』(工藤梨穂監督)、『ある日本の絵描き少年』(川尻将由監督)といった作品が、多くの映画ファンを喜ばせた。また、『ある日本の絵描き少年』は、第74回毎日映画コンクールでアニメーション映画賞「大藤信郎賞」を受賞した。
第一線で活躍する「PFF アワード」入選監督の作品も話題を呼んでおり、今年はタナダユキ監督の『ロマンスドール』、諏訪敦彦監督の『風の電話』、成島出監督『グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇~』などが公開され、今後も手塚眞監督『ばるぼら』、岨手由貴子監督『あのこは貴族』、石井裕也監督『生きちゃった』などが待機。今年も、次代を担う新たな才能が集う。(編集部・入倉功一)