「スカーレット」武志を救うために…24週のあらすじ
NHK連続テレビ小説「スカーレット」(月~土、総合・午前8時~ほか)が3月16日から24週目を迎える(以下、今後のあらすじに触れています)。
「スカーレット」は焼き物の里として知られる滋賀・信楽の地で、ヒロインの喜美子(戸田恵梨香)が陶芸の世界に飛び込み奮闘する物語。3月16日からは第24週「小さな希望を集めて」に突入する。
息子の武志(伊藤健太郎)のために検査を受けた喜美子と八郎(松下洸平)だが、どちらも骨髄移植のドナーにはなれないことがわかる。喜美子は担当医の大崎(稲垣吾郎)から患者の会があると聞き、同じ病気の高校生を持つ母親を誘って励まそうとするも、思わぬ結果を招いてしまう。
真奈(松田るか)やちや子(水野美紀)も協力を申し出るが、誰もドナーには適合しない。喜美子は懸命に気を取り直し、感謝の気持ちを持つ。武志はあえて真奈と距離を取っていたが、訪ねてきた彼女の忘れ物がきっかけで、陶芸のアイデアを得る。そんななか思いかけず、さだ(羽野晶紀)と圭介(溝端淳平)が訪れ、30年ぶりの再会を果たす。小児科医となった圭介は医学の進歩に触れて喜美子を励ます。
武志は身体のためにアルバイトを辞めて、陶芸に専念することに。直子(桜庭ななみ)のお土産で、若者たちを招いてすっぽん鍋を食べる。直子は武志と真奈の仲をもどかしがる。ある日、喜美子は穴窯(あながま)から出来上がった作品を取り出す。その作品を見つめていた武志は……。
連続テレビ小説101作目となる「スカーレット」。第23週では、喜美子が武志に病名を告げるシーンが視聴者の涙を誘った。(編集部・大内啓輔)