「エール」古川雄大、強烈ミュージックティーチャーに“可愛らしい”印象
NHK連続テレビ小説「エール」(月~土、総合・午前8時~ほか)の20日放送の第16話から、古川雄大演じる個性的な“ミュージックティーチャー”御手洗が登場。「先生はやめて」「ミュージックティーチャーと呼びなさい」といったセリフで視聴者に強烈な印象を与えた御手洗の役づくりについて古川が語った。
本作は、全国高等学校野球選手権大会の歌「栄冠は君に輝く」など数々の名曲を生み出した作曲家・古関裕而さんと、歌手としても活躍した妻をモデルにした夫婦の物語。主人公の古山裕一役を窪田正孝、妻となる関内音役を二階堂ふみが担う。
音(二階堂)の歌の先生である御手洗は、ドイツに留学した経験のある人物。そんな御手洗役の古川は、「最初に御手洗の台詞を台本で読んだときは、とてもハイテンションで可愛らしい印象を受けました」と振り返り、強烈なキャラクターであることから、演じるのに「エネルギーが必要だ」と感じたそう。
また、御手洗はトランスジェンダーでもあるが、「演じるときには“同性が好き”ということを誇張しすぎないように」と意識したという。「オーバーにやりすぎないよう、なるべくナチュラルにみなさまに自然に受け入れてもらえるような人物にしたかった」とコメントを寄せている。
感情表現が豊かな御手洗だが、「昔はたくさん辛い経験をしていて、たくさんのエールをもらってきているからこそ、いまの御手洗がいると思います」と分析。今後、御手洗の過去が明らかになっていくそうで、「音さんと裕一さんにエールを送りパワーを与える存在だと思うので、このキャラクターの内面をしっかりと見せていきたい」と意気込む。(編集部・梅山富美子)