14歳のクール美女!「映像研には手を出すな!」ソワンデ役女優の素顔とは?
ドラマ「映像研には手を出すな!」(MBS/TBSドラマイズム枠)のソワンデ役が「ハマりすぎ」と話題のグレイス・エマ。ガーナ人と日本人の血を引き、14歳とは思えない魅力を持つ彼女の素顔に迫る。
【写真】「映像研には手を出すな!」ソワンデ役のグレイス・エマの姿も!
本作は、「月刊!スピリッツ」で連載され、アニメ化もされて話題となった大童澄瞳の同名漫画を実写ドラマ化した作品。多数の部活動と学生組織を有する芝浜高校を舞台に、浅草みどり(齋藤飛鳥)、水崎ツバメ(山下美月)、金森さやか(梅澤美波)の女子高校生3人が、アニメーション制作を志すさまを描く。グレイス演じるソワンデは、大・生徒会に所属。自由すぎる映像研のことを気にかけ、書記ながら生徒会の陰の実力者と目されるミステリアスなキャラクターだ。
本作で演技初挑戦ながら堂々たる芝居を披露するグレイスは、オーディションでソワンデ役を掴んだ。「すごい人数の中から素人の自分が受かるはずがない、というのが第一印象でした」と振り返り、「このオーディションに全てをかけるつもりで受けていましたので、合格を知ったときは本当に言葉にならないくらい嬉しかったです!」と母親と一緒に家の中でジャンプしながら喜んだそう。
いざソワンデ役に決まり、「お仕事をいただいた以上、子どもとか関係なく納得してもらえる演技をしなければいけない」と気合十分だったが、人気漫画が原作ということで、読者の期待を裏切らないかと不安も。「原作があるからこそ、原作を忠実に演じようと思いました。学校でも家でもソワンデのことを考えて、ソワンデになりきっていた」と役づくりに没頭し、母親からは時々「ソワンデ!」と呼ばれていたというエピソードも明かす。
初の撮影現場では、「自分は素人だから有名な俳優さんとかに叱られるのかな」と緊張していたが、「実際は監督も出演者の方々もすごく優しくて面白くて。ずっと撮影していたいくらい楽しかったです!」と演じることの喜び知った様子。
グレイスはもともと、「小さいときからおしゃれが大好きで、ハーフということも自覚していたので、将来は必ずモデルになる」と夢を持っていたそうだ。小学校高学年のときに母親の勧めで初めてのオーディションとなる「ベストキッドオーデイション」を受け、ファイナルのステージまで残った。「これをきっかけに、いろいろなオーディションを受けたり、個人的にウォーキングレッスンに通ってみたりたくさん経験をしていまに至ります」
演技にも興味を持っていたグレイスだが、「自分はBLACKのハーフだと自覚して活動していたので、日本では役柄上チャンスがないだろうと思っていました」と率直な思いを語る。それでも、ソワンデ役を実力で勝ち取り、女優としての一歩を歩み出した。今後は、「バラエティー番組に出てみたいなぁ、と(笑)。朝の情報番組とかにも出てみたいです! 歌も歌ってみたいです」と希望に満ちた未来を思い描く。
「モデルや女優としてだけでなく、ガーナと日本の架け橋みたいなことができればと考えています。ガーナも日本も素敵な文化があります。ファッション関係でガーナの雇用をサポートしたり、文化を広めたりとか、そういうことに関われたらなぁと思っています。まだまだ知らないことだらけですが、自分がこのお仕事をいただけているのもなにか意味があると思っています。特に私と同じようなハーフに、希望や勇気を与えられる、そんな人になれたらとも思います」と熱い気持ちを口にしていた。(編集部梅山富美子)
ドラマ「映像研には手を出すな!」はMBSにて毎週日曜よる24時50分~、TBSにて毎週火曜25時28分~ほか系列局で放送中
※放送時間の変更の可能性あり
映画『映像研には手を出すな!』は近日公開