池袋の名画座・新文芸坐が6月1日から営業再開 『タッカー』『蜘蛛女のキス』を上映
池袋の名画座・新文芸坐が、6月1日から営業を再開する。再開初日の6月1日~6日には、フランシス・フォード・コッポラ監督の『タッカー』(4Kデジタル・リマスター版)と、第58回アカデミー賞でウィリアム・ハートが主演男優賞に輝いた『蜘蛛女のキス』を上映する。
新文芸坐は定員264名、1枚のチケットで2本の映画が鑑賞できる“2本立て”上映が特徴の劇場だ。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて4月8日から臨時休業となっていたが、設備の定期消毒や座席数の制限、空調による十分な換気を行うほか、飛沫防止対策としてカウンターにパーテーションを設置するなど感染予防対策を徹底した上で、営業を再開することに。再開後は、3密防止のために途中休憩を20~30分に拡大(外出可能)するという。
来場者には、マスクの着用や入場時の検温・手指の消毒、並ぶ際に目印に沿って距離を保つよう協力をお願いしているほか、「発熱、咳、体調不良などの自覚症状のある方は入場をご遠慮ください。検温にご協力いただく場合がございます(37.5℃以上の方は入場をお断りいたします)」「なるべく上映時間に合わせてご来場ください(ロビーでお待ちいただける人数には制限があります)」と呼びかけている。(編集部・吉田唯)