『インディ・ジョーンズ5』脚本家、スピルバーグ降板後に離脱していた
映画『インディ・ジョーンズ』シリーズ第5弾の脚本を執筆していたデヴィッド・コープが、スティーヴン・スピルバーグ監督の降板後に企画から離脱していたと、Colliderのインタビューで明かした。
前作『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』に続く起用となったデヴィッドは、2018年に自らが監督する映画に専念するため離脱。その後『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』のジョナサン・カスダン、『ライフ・イットセルフ 未来に続く物語』のダン・フォーゲルマンと脚本家が次々と企画に参加していったが、最終的にデヴィッドが復帰し、脚本を仕上げていると伝えられていた。
第5弾の現状について問われたデヴィッドは、「もう関わっていない」と告白。シリーズを長年監督してきたスピルバーグが降板し、『LOGAN/ローガン』のジェームズ・マンゴールド監督が就任したことで、自らもシリーズから身を引こうと決意したという。「ジェームズには、自分が描きたい作品を撮る機会が与えられるべきなんだ。私はスピルバーグのために脚本を数バージョン用意していた。けど彼が降板した後で、ジェームズに任せる時期が来たと思ったよ。彼が新しい脚本家を起用するか、彼自身が執筆するかなんだ」。
脚本の進捗状況については、製作のフランク・マーシャルが「(執筆は)始まったばかりだ」とColliderに明かしていた。ハリソン・フォードが主演を務める第5弾は、2022年7月29日全米公開を予定している。(編集部・倉本拓弥)