高校生たち爆発3秒前…松本穂香『君が世界のはじまり』予告編
松本穂香が主演した映画『君が世界のはじまり』(7月31日公開)より、地方に生きる高校生たちの青春を描いた予告編が公開された。
本作は小説家で映画監督のふくだももこによる青春ドラマ。ふくだ監督が自身の小説「えん」「ブルーハーツを聴いた夜、君とキスしてさようなら」をベースにし、地方都市で生きる高校生たちの青春を映し出す。『おいしい家族』でもふくだ監督とタッグを組んだ松本のほか、中田青渚、片山友希、金子大地、甲斐翔真、小室ぺい、板橋駿谷らが出演している。
予告編では帰り道を行くえん(松本)とナリヒラ(小室)が夜道で並んでふざけている。なんでもない青春の一コマ、刹那的な一瞬が続き、「自分だけ自由になりたいなんて、そんなんで人に優しくできんのかな?」「キスしてほしい」といったセリフが青春を加速させる。そして「この町は、一方通行の想いばかりだ」の文字をキッカケに映像はガラッと変わり、「希望と」「絶望、」「爆発の」「3秒前」の文字が激しい映像の間に挟まれている。
あわせて公開されたポスタービジュアルには「ブルーハーツの歌声で、やっと息ができた」と書かれており、劇中にはザ・ブルーハーツの「人にやさしく」「キスしてほしい」などの名曲が使用されている。脚本を『聖の青春』『愚行録』などの向井康介が担当した。(編集部・海江田宗)