今夜から木村拓哉主演「BG」新シリーズ!見どころは
新型コロナウイルス感染拡大の影響により放送延期になっていた、木村拓哉主演の連続ドラマ「BG~身辺警護人~」(テレビ朝日系・木曜21時~)の新シリーズが今夜(18日)からスタートする。
2018年1月クールに放送された前作から約2年半ぶりとなる本作。民間警備会社の身辺警護課に所属していた島崎章(木村)が利益優先の組織を飛び出して私設ボディーガードに転身し、個人VS.組織を軸にした物語が展開。脚本を、ドラマ「GOOD LUCK !!」(2003)「エンジン」(2005)などで木村と組んできた井上由美子が、前作に続いて担当する。
キャストでは、斎藤工、菜々緒、間宮祥太朗ら章の古巣「日ノ出警備保障」時代の面々が続投。斎藤演じる雅也は「日ノ出警備保障」がIT系総合企業に買収されたのち「KICKSガード」の身辺警護課で働き、まゆ(菜々緒)と恋人同士に。まゆは「KICKSガード」の方針に同意しているわけではないが、仕事と割り切って職務を全うしている中、社長の劉光明(りゅう・こうめい)の目に留まる。前作では新人だった正太郎(間宮)は、いまや一人前のボディーガードに。雅也と同じく章が辞めたことに衝撃を受けながらも「KICKSガード」に残ることを選び、依頼主の情報を伝えるなど秘密裏に章に協力している。前作では性格もバラバラな面々のチームプレーも見どころだったが、雅也、まゆ、正太郎が章とどのように関わっていくのか。
新キャストとして登場するのが、道枝駿佑(なにわ男子/関西ジャニーズJr.)、市川実日子、勝村政信、仲村トオルら。道枝が演じるのは、私設ボディーガードになった章が事務所を構えたビルの1階にあるカフェでアルバイトをしている大学生・中島小次郎。情報工学を専攻しており章に個人事務所のホームページ制作を買って出たりと距離を縮めていく。また「日ノ出警備保障」時代から身辺警護課の契約担当医を務め、章たちの癒しの存在となる整形外科医・笠松多佳子に市川がふんする。
章を敵視するのが、「日ノ出警備保障」を買収したIT系総合企業「KICKS CORP.(キックスコーポレーション)」の社長・劉光明(仲村)と、亡くなった村田(上川隆也)の後任として「KICKSガード」身辺警護課長に就任した小俣健三(勝村)。光明は一見、紳士的に見えて人の命を金銭ではかるところがあり組織を去った章を快く思っていない。小俣は身辺警護に対して、章と180度異なる思考を持ち、光明の経営方針に追従している。章にとって、私設ボディーガードという新生活に加え、彼らとの軋轢も試練になりそうだ。
「BG」はゲストの豪華な顔ぶれも話題に。前作では第6・7話に山口智子が章の別れた妻役で登場し、1996年の大ヒットドラマ「ロングバケーション」(フジテレビ系)以来22年ぶりの共演が実現。最終話には矢沢永吉が本人役で出演して話題を呼んだ。新シリーズでは第1話に青木崇高、神保悟志、テレビ朝日の弘中綾香アナウンサーが出演。第2話では川栄李奈が目の不自由な天才ピアニスト役で木村と初共演する。(編集部・石井百合子)