『ドクター・ドリトル』公開、藤原啓治さんのロバート・ダウニー・Jr吹替に感激の声続々
4月12日に亡くなった、声優の藤原啓治さんが吹き替えを務めたロバート・ダウニー・Jr主演作『ドクター・ドリトル』が6月19日に日本公開を迎え、ドリトルの声を担当する藤原さんへの賞賛と感激の声が、Twitterに数多く寄せられている。
『アイアンマン』のトニー・スタークや『シャーロック・ホームズ』シリーズのホームズなど、ダウニー・Jrの作品を数多く担当してきた藤原さん。『ドクター・ドリトル』でも、動物と会話ができる変わり者の名医・ドリトル先生の声を担当したが、日本公開を前に、がんのために55歳でこの世を去った。
本作の吹替版は、全国341の映画館で上映中。Twitterには、すでに鑑賞したファンによる「藤原啓治さんの声が聴けてよかった~」「藤原啓治さんの声、涙流しながら観ました」「泣いてしまいましたが、藤原啓治さんのドリトル先生は素敵です。沢山の人達に観て楽しんでほしいです」など、切なさの漂う感激の声が投稿されている。コロナ禍で映画館に人も少ないなか、エンドールで藤原さんの名前が出た際に拍手が起きたという報告も投稿されており、多くのファンが公開を待っていたようだ。
さらに本作では、藤原さん以外にも、小野大輔、朴路美、斉藤壮馬、中村悠一、黒田崇矢、沢城みゆき、池田秀一、井上和彦、大塚明夫、茅野愛衣、諏訪部順一、大塚芳忠、森功至、杉田智和など、実力派の人気声優陣が集合。石田ゆり子、八嶋智人なども参加する、文字通りの豪華共演となっており「豪華声優陣のお陰で耳福でした」「吹き替えが豪華過ぎてヤバい。声優ファン、特に藤原啓治さんが好きな人は観ておくべき」など、吹替版の出来にも賞賛が集まっている。(編集部・入倉功一)
映画『ドクター・ドリトル』は全国公開中