DC『ザ・バットマン』スピンオフドラマが決定!新ユニバース展開へ
米ワーナーメディアは現地時間10日、DC映画『ザ・バットマン(原題) / The Batman』(2021年10月1日全米公開)のスピンオフドラマシリーズを、新動画配信サービス「HBO Max」向けに製作すると発表した。
『ザ・バットマン(原題)』は、ロバート・パティンソン主演、『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』のマット・リーヴスが監督・脚本を務める新バットマン映画。スピンオフドラマは、ゴッサム市警を舞台に、腐敗したゴッサム・シティーの様子が描かれる。ワーナーメディアは「複数のプラットフォームで、新たな『バットマン』ユニバースを展開していく」と明言しており、今後様々なキャラクターの物語を掘り下げていくことになるという。映画のキャストが、スピンオフドラマにも登場するのかは不明だ。
映画を手掛けるリーヴス監督は、ドラマの製作総指揮に就任。「(ドラマシリーズは)映画で構築している世界観を拡張するだけでなく、長編作品でしか扱えなかった物語をより深く掘り下げる素晴らしい機会です」と声明を発表している。
また、脚本は『ウルフ・オブ・ウォールストリート』でアカデミー賞脚色賞にノミネートされたテレンス・ウィンターが執筆。ドラマ「ボードウォーク・エンパイア 欲望の街」などの脚本も手掛けてきた実力派の起用に、リーヴス監督は「犯罪や腐敗をパワフルかつ洞察的に描くテレンスと仕事ができることは夢のようです」と喜びを語っている。(編集部・倉本拓弥)