キアヌ・リーヴス主演『コンスタンティン』監督も続編希望
キアヌ・リーヴスが主演を務めた2005年公開のアメコミ映画『コンスタンティン』について、メガホンを取ったフランシス・ローレンス監督が、自身もキアヌも続編を希望していると/Filmに明かしている。
『コンスタンティン』は、DCコミックスのアメリカンコミック「ヘルブレイザー」を原案に、特殊な力を駆使して人間界で悪魔祓いを生業にしている探偵の戦いを描いたオカルトアクション。キアヌは、末期の肺がんでも禁煙しないヘビースモーカーで、すさんだ生活を送りながら悪魔と戦う主人公ジョン・コンスタンティンを嬉々として演じている。
公開から15周年を迎えたことにちなんで同サイトの取材を受けたローレンス監督は、1作目より製作費を抑えた、R指定の続編を希望していたといい、実際に取り掛かった時期もあったと証言。キアヌと、当時のプロデューサーのアキヴァ・ゴールズマンとも続編について話し合い、三人とも制作を希望しているというが、現在は映画やテレビシリーズでコンスタンティンを使うことができないため、進捗を見守っている状態のようだ。
コンスタンティンについてキアヌは、昨年も、Varietyのpodcast番組「The Big Ticket」内で「ジョン・コンスタンティンは、また演じたいと思い続けているんだ。あの世界観も、キャラクターのことも愛しているんだよ」と再演への意欲を明かしている。
コンスタンティンをめぐっては、同キャラクターも所属している、DCのオカルトヒーローチーム「ジャスティス・リーグ・ダーク」を基にした映画およびテレビドラマ化の企画開発を、J・J・エイブラムス監督の制作会社バッド・ロボットが進めているとDeadlineが今年1月に報じたばかり。同作の進捗次第で、コンスタンティンの扱いが変わってくる可能性がある。
現地時間7月22日から5日間にわたってオンライン開催される「コミコン・アット・ホーム(Comic-Con@Home)」内では、『コンスタンティン』の15周年を記念した同窓会イベントがCollider主催で行われ、キアヌ、ローレンス監督、ゴールズマンが出席予定となっている。(編集部・入倉功一)