12歳の少年が手作り料理で家族を一つに!「ストレンジャー・シングス」子役の初主演映画が日本公開
「ストレンジャー・シングス」のウィル役でおなじみのノア・シュナップが実写映画初主演を務めた『Abe』の邦題が『エイブのキッチンストーリー』に決まり、この秋日本公開されることが明らかになった。
本作は、料理が大好きなブルックリン生まれの12歳の少年エイブを主人公にした、おなかも心も満たす感動作。イスラエル人の母とパレスチナ人の父を持ち、文化や宗教の違いから対立することが多い家族に悩まされているエイブにとって、唯一の心の拠りどころは料理を作ることだった。そんな中、世界各地の味を掛け合わせた「フュージョン料理」を作るブラジル人シェフ・チコと出会ったエイブは、フュージョン料理と自身の複雑な背景とを重ね合わせ、自分にしか作れない料理で家族を一つにしようと決意する。果たしてエイブは、家族の絆を取り戻すことができるのか……? エイブを等身大で愛らしく演じ、堂々主演を務め上げたノアに注目だ。
監督はブラジル人のフェルナンド・グロスタイン・アンドラーデ。映画監督であり、YouTuberであり、新聞や雑誌の記者でもある彼が、自身の半生をベースに独自の目線で描いた物語となっている。ブラジル人シェフのチコ役は、『シティ・オブ・ゴッド』のセウ・ジョルジだ。(編集部・市川遥)
映画『エイブのキッチンストーリー』は今秋、新宿シネマカリテほか全国公開