三浦春馬さん出演「カネ恋」主題歌はミスチル!16年ぶりTBS連ドラ起用
松岡茉優主演、故・三浦春馬さん共演のTBS系新ドラマ「おカネの切れ目が恋のはじまり」(9月15日スタート、毎週火曜夜10時~)の主題歌がMr.Childrenの新曲「turn over?」に決定したことが18日同局より発表された。同バンドがTBSの連続ドラマの主題歌を担当するのは、2004年放送の日曜劇場「オレンジデイズ」以来、16年ぶり。さらに、11名の新キャストも発表された。
本作は、中堅おもちゃメーカー「モンキーパス」の経理部で働くアラサーの主人公・九鬼玲子(くき・れいこ/松岡)と、「モンキーパス」の御曹司・猿渡慶太(さるわたり・けいた/三浦)、両極端な金銭感覚を持つ2人の同居生活を描くラブコメ。「凪のお暇」などの脚本家・大島里美によるオリジナルストーリーで、7月18日に三浦春馬さん亡くなったことを受け、先ごろ一部台本を書き直して撮影を進めていくことが発表された。
Mr.Childrenの楽曲がドラマの主題歌に起用されるのは、2018年1月期のフジテレビ系木曜劇場「隣の家族は青く見える」以来、約2年8か月ぶり。2004年の妻夫木聡&柴咲コウ共演によるドラマ「オレンジデイズ」では26枚目のシングル「Sign」を提供し、同曲は第46回日本レコード大賞を受賞。それから16年ぶりとなるTBS連続ドラマの主題歌への起用について、東仲恵吾プロデューサーは以下のように説明している。
「玲子と慶太の恋愛、そして二人がちょっとずつ成長していく様に寄り添い、後押しをしてくれる曲はMr.Childrenしかいないと思い、まだ何もない段階で先走ってオファーし、快諾してもらいました。最初に曲を聞いた時、その尊さに心が震えました。爽やかで前向きな曲なのに、涙が出てくる。人と人との出会いの愛おしさ、人を想う気持ちを桜井さんが切なくも力強く歌い上げている、まさに“究極の愛の歌”でした」
また、玲子&慶太の家族や職場の面々など、2人を取り巻く新たなキャストが決定。慶太の元カノ役に現役の宝塚歌劇団娘役で連続ドラマ初出演となる星蘭ひとみ、玲子の初恋の相手・早乙女健(三浦翔平)の秘書に大友花恋。玲子と慶太が勤めるおもちゃメーカーで働く面々に連ドラ初出演となるお笑いコンビ・アインシュタインの稲田直樹と河井ゆずる、中村里帆、ファーストサマーウイカ、池田成志ら。慶太の母にキムラ緑子、慶太の父でありおもちゃメーカーの社長に草刈正雄、慶太が妹のように可愛がる謎の女子高生・鮫島ひかりに八木優希、民宿を営む玲子の母に南果歩が決定した。
本作は、おもちゃメーカーが舞台とあっておもちゃメーカー・バンダイやロボットベンチャーのGROOVE X株式会社とコラボし、それぞれがドラマのために開発、企画した独自のおもちゃが登場する。(編集部・石井百合子)