大コケしたキアヌ主演『47RONIN』まさかの続編が始動!
キアヌ・リーヴス主演で「忠臣蔵」を大胆にアレンジしたアクションファンタジー映画『47RONIN』(2013)の続編企画が始動したとDeadlineが報じた。
『47RONIN』は、非業の死を遂げた主君の敵を討つべく集まった47人の浪士と、キアヌ演じるはぐれ者のサムライ・カイが協力して決死の戦いに臨むさまを描いた作品。度重なる公開延期や、監督のカール・リンシュがお金の掛けすぎだとして編集作業から外されたことも話題になったいわくつきの作品で、1億7,500万ドル(約193億円)の制作費をかけながら、世界興行収入1億5,178万3,839ドル(約167億円)しか上げられずに赤字となってしまっていた。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル110円計算)
そういうわけで続編はないと思われていたが、ユニバーサル・ピクチャーズ・ホーム・エンターテインメントの制作部門であるユニバーサル1440エンターテインメントが続編企画を進めていることが明らかに。監督には、実写版『ムーラン』の俳優ロン・ユアンが決まった。300年後(!)が舞台となるようで、ユアンは「ユニバーサルと共に、このマーシャルアーツ、アクション、ホラー、そしてサイバーパンクというさまざまなジャンルがまざり合った映画を作ることにとても興奮しています。世界中の視聴者にとって、楽しくて、ヤバくて、スリル満点の作品になるでしょう」とコメントしている。
Netflix配信作品になるとも海外では伝えられているが、ソースのDeadlineでは現在、Netflixに関する記載は確認できなくなっている。(編集部・市川遥)