「ザ・ボーイズ」福原かれん、共演者と息ぴったり！セリフなし演技の裏側
異色のヒーロードラマ「ザ・ボーイズ」でキミコを演じる福原かれんが、劇中で見せる“セリフなしの演技”について、共演者のトメル・カポン（フレンチー役）と共に語った。
福原演じるキミコは、フレンチーが所属する非公式組織「ザ・ボーイズ」と行動を共にする謎の女性。シーズン1では言葉を全く発さず、「ザ・ボーイズ」のメンバーは、彼女が何を考えているのか理解するのに苦労していた。そんな中、言葉に頼らず、彼女とコミュニケーションしているのが密売人のフレンチーだ。彼の優しい振る舞いにキミコも心を開きはじめ、二人は信頼関係を築き始めている。
DC映画『スーサイド・スクワッド』のカタナ役でブレイクした福原は、本作で言葉を全く発さない謎多き女性という難役に挑戦。「全く話さないキャラクターを演じるのが初めてだったので、最初は不安でした」という福原だが、フレンチー役のトメルと撮影前からコミュニケーションがとれたことで、徐々にセリフなしの演技に手応えを感じていった。「トメルと素晴らしい信頼関係を築くことができて、（演技について）様々なアイデアを出し合いました。そのおかげもあり、台本の流れも自然な形になって、撮影前から手応えを感じていました」
トメルも、福原との共演について「とても自然でしたね。現場入りした時には、もう長いこと一緒に仕事しているような感覚でした」と振り返る。トメルは、セリフなしで演技する福原と何度も意見交換を行い、キミコとフレンチーの会話の流れを完璧に把握。福原と息の合った芝居を披露するトメルは、「言葉を超え、ジェスチャーなどのツールで二人の関係を表現するのがとても興味深いんです」とその楽しさを語っている。
シーズン2では、キミコの弟についてなど、彼女の謎めいた過去が徐々に明らかになると同時に、フレンチーの物語にも変化が訪れる。「フレンチーとキミコの関係は、ストーリーの流れ上やや離れていく気がします」と明かすトメルは、「フレンチーに関しては、なぜ『ザ・ボーイズ』に加入したのか、彼が抱くトラウマなどのバックストーリーが語られますよ」と見どころを明かしている。（編集部・倉本拓弥）
ドラマ「ザ・ボーイズ」シーズン2（全8話）は、9月4日より Amazon Prime Video で独占配信（9月4日に第1話～第3話が配信、新エピソードは毎週金曜日に追加）