「MIU404」10話ラストに視聴者絶叫!陣馬さん&メケメケフェレットが話題
28日に放送された綾野剛&星野源主演のTBSドラマ「MIU404」(ミュウ・ヨンマルヨン 毎週金曜よる10時~)第10話で、伊吹(綾野)&志摩(星野)ら「機動捜査隊」(通称:機捜)と、謎の男・久住(菅田将暉)との頭脳戦が展開。一枚も二枚も上手の久住に翻弄された挙句、ラストでは衝撃の展開を迎え、ネット上では「陣馬さん」「メケメケフェレット」のワードで盛り上がっている(※一部ネタバレあり。第10話の詳細に触れています)。
第10話では、機捜が追っていた裏カジノオーナーのエトリがドローンに仕掛けられた爆弾で死亡し、伊吹&志摩らはエトリとつながりのあった久住をあぶりだすべく奔走。彼が都内の工場でドラッグを精製していることを突き止める。一方、ナウチューバーのREC(渡邊圭祐)は「浜田」と名乗る人物から極秘ファイルを受け取り、それを疑うことなくフェイクニュースを流したことから機捜、とりわけ桔梗隊長(麻生久美子)がネットで血祭りにあげられる事態に。伊吹、志摩の説得によりRECは久住とリモートで接触するが、久住は完全に彼らの手の内を読んでおり、RECのパソコンを乗っ取り都内12か所に爆弾を仕掛けると宣戦布告。そこから伊吹&志摩らの裏をかくトリックが仕掛けられ、ラスト数秒で衝撃の展開を迎えた。
ようやくパソコンの画面を通じて対峙した伊吹&志摩VS久住(久住には2人の姿が見えるが、2人には久住の姿が見えない)。公式サイトの現場レポートによると、RECが伊吹らと共に久住から情報を引き出そうとする場面では、塚原あゆ子監督から菅田に「久住の方が有利な感じで」という説明があったという。また、通話を切り上げようとする久住にRECが食い下がるシーンでは、監督が「(久住が)『くどいなー』と言いながらもそこまで怒っていない」と心情を説明。そんな細かい演出から、久住の得体の知れない恐ろしさが現れることとなった。
伊吹&志摩は久住の正体に迫っていくが、ある者には「大阪の天王寺出身で母親と二人暮らしで、その母が最後はゴミみたいに死んだ」と語り、ある者には「父親と二人暮らしで、母親は顔も知らない」と語っており、謎は深まるばかり。
「メケメケフェレット」というのは、志摩が久住を「メフィストフェレス(悪魔)」に例えた際に、言葉を飲み込めなかった伊吹が発したワード。ラストでは久住のドラッグ工場に向かった陣馬(橋本じゅん)がまさかの展開を迎え、ネット上では騒然となっている。(編集部・石井百合子)