驚異の手作業!ライカの新作ストップモーションアニメ『ミッシング・リンク』予告編&メイキングカット公開
ヒュー・ジャックマンが声優として参加する、『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』『コララインとボタンの魔女 3D』などのスタジオ・LAIKA(ライカ)による新作ストップモーションアニメ『ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒』から、美しいアニメーションと撮影の様子を収めた予告編、そしてメイキングカットが公開された。
本作は、ヴィクトリア朝時代を舞台に、伝説の生物を探し求める研究者と、類人猿でも人間でもない不思議な“生きた化石”が、人類進化の謎に迫る世界横断の壮大な旅に出るアドベンチャー。探検家にして英国紳士のライオネル卿が、人の言葉を話す少しおっちょこちょいな生き物・Mr.リンクの親類を求めて、伝説のシャングリラへと向かう。
LAIKAといえば、実際の物体に動きをつけて1コマづつ撮影していく、美しいストップモーションアニメで知られるスタジオ。生き生きと動き回るキャラクターたちのモーションや表情は、同社の優秀なスタッフによる、気の遠くなるような手作業を経て生み出されている。予告編やメイキングカットには、撮影の裏側も映し出されており、5年間に及んだという努力の一端を垣間見ることができる。
冒険を経て心を通わせていく、ライオネルとMr.リンクのコンビを演じたのは、ヒュー・ジャックマンと『ハング・オーバー』シリーズなどのザック・ガリフィナーキス。彼らと旅をするアデリーナ役をゾーイ・サルダナが務めた。監督は『パラノーマン ブライス・ホローの謎』などのクリス・バトラー。
現在、撮影に使用された、ライオネル卿、Mr.リンク、そしてアデリーナの人形が、新宿バルト9にて特別展示中。9月10日までが予定されていたが、延長が決定している。(編集部・入倉功一)
映画『ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒』は11月13日より新宿バルト9ほか全国順次公開