『スパイダーマン3』歴代スパイダーマン俳優の出演報道、米ソニー「確証はない」
今週のマーベル
トム・ホランド主演『スパイダーマン』第3弾のキャスティング報道に対する米ソニーのコメントなど、今週(10月12日~16日)起きたマーベルに関する出来事を振り返ります。(編集部・倉本拓弥)
米ソニー『スパイダーマン3』歴代スパイダーマン俳優の出演報道にコメント
現地時間12日、過去の実写映画でスパイダーマンを演じたトビー・マグワイアとアンドリュー・ガーフィールドが、ソニー&マーベル共同製作の『スパイダーマン』第3弾(2021年12月17日全米公開)への出演契約を結んだと、FandomWireが独占で報じました。「『スパイダーマン3』に携わるソニー関係者と近い情報筋」がソースということもあり、信憑性が低いとの声があった中、日本でも「歴代スパイダーマンが勢揃いする」など、たちまち話題となりました。
この報道を受け、ETCanada.comが米ソニー・ピクチャーズに確認を求めたところ、ソニーは「そのようなキャスティングの噂について、確証はありません」とコメントを発表。現時点で、確定している情報は何もないことが明らかになっています。第3弾には、『アメイジング・スパイダーマン2』で悪役エレクトロを演じたジェイミー・フォックス、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチが出演するということもあり、ファンの期待は高まるばかり。キャスティングやタイトルに関しては、マーベル及びソニーからの公式発表が待たれます。
マーベル「シー・ハルク」主演と報じられた女優、報道を否定
マーベル実写ドラマシリーズ「シー・ハルク(原題) / She-Hulk」の主演に決まったと報じられた女優のタチアナ・マズラニーが、 Regina Leader Post の電話インタビューで、キャスティング報道を否定しました。先月、本作の主人公ジェニファー・ウォルターズ役にタチアナが起用されたとDeadlineが独占で報じたほか、ハルク役のマーク・ラファロも同サイトの記事を引用しながらTwitterで彼女を祝福しており、シー・ハルク役に決まったかのように見えました。
しかし今回、タチアナは「事実ではない」と報道を否定。「なんでこんなことが起きたのかわからないの。あなた達(メディア)の方がよく知っているはずよ。私は何もわからない(笑)」と本人も困惑気味にコメントしています。本作は、動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」で配信を予定しており、監督・製作総指揮としてカット・コイロ監督(『ウソはホントの恋のはじまり』)が交渉に入っていると報じられています。