マーベル新作「ムーンナイト」本格始動へ!主演候補&監督が判明
今週のマーベル
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の実写ドラマシリーズ「ムーンナイト(原題) / Moon Knight」の主演候補や監督についてなど、今週(10月26日~30日)起きたマーベルに関する出来事を振り返ります。(編集部・倉本拓弥)
「ムーンナイト」主演候補にオスカー・アイザック
月の神から特殊な力を授かりヒーローとなる元傭兵が主人公のドラマ「ムーンナイト(原題)」の主演候補として、『スター・ウォーズ』シリーズなどのオスカー・アイザックが交渉段階にあるとDeadlineなどが報じました。オスカーといえば、映画『X-MEN:アポカリプス』のアポカリプス役や、アニメーション映画『スパイダーマン:スパイダーバース』で声の出演など、マーベル作品と関わりのある俳優で、契約が結ばれれば、今度はMCUに参加することとなります。ドラマシリーズは動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」で配信予定です。
「ムーンナイト」エジプト出身の気鋭監督がメガホン
オスカーが主演候補となった「ムーンナイト(原題)」の監督に、エジプト出身の気鋭モハメド・ディアブが就任したと、The Hollywood Reporter などが報じました。2010年に『カイロ 678(原題)/ Cairo 678』でデビューしたモハメド監督は、エジプト革命から2年後のカイロを描く『クラッシュ』(2016)が、第69回カンヌ国際映画祭の「ある視点」部門に出品されるなど、今後の活躍が期待される人物です。ショーランナーを務めるジェレミー・スレイター(「アンブレラ・アカデミー」)と共に、今後は企画を進めていくことになります。
女性版アベンジャーズ、実現は「時間の問題」
MCUの女性ヒーローが集結した、女性版『アベンジャーズ』映画の可能性について、MCUでシュリを演じるレティーシャ・ライトが、「実現は時間の問題」と Yahoo Entertainment のインタビューで明かしました。レティーシャによると、マーベル・スタジオの副社長ヴィクトリア・アロンソが企画に前向きな姿勢を見せているそうで、レティーシャは「(企画実現に向けて)私たちが戦う必要はない」と語っています。今後も女性版ソー、シー・ハルク、ミズ・マーベルといった新ヒーローが登場予定となっており、フェーズ4以降も女性ヒーローの活躍から目が離せません。
トム・ホランド、『スパイダーマン』第3弾の撮影地に到着
『スパイダーマン』シリーズ主演のトム・ホランドが、第3弾の撮影のため、米・アトランタ入りしたことを現地時間26日、Instagramのストーリーで報告しました。トムは先日まで、スペイン・バルセロナで実写版「アンチャーテッド」の撮影に参加しており、その流れから『スパイダーマン』第3弾に入ることとなりました。うっかり秘密を漏らしてしまうトムですが、失敗から学んだのか、今回は「脚本の内容については何も言わないよ」と自信たっぷり。ドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)や、『アメイジング・スパイダーマン2』の悪役エレクトロ(ジェイミー・フォックス)が登場する第3弾は、2021年12月17日全米公開予定です。