「逃げ恥」新春SPタイトルは「ガンバレ人類！」西田尚美＆青木崇高が出演
2021年1月に放送される、新垣結衣＆星野源共演のドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の新春スペシャルドラマのタイトルが「逃げるは恥だが役に立つ ガンバレ人類！新春スペシャル!!」に決定し、新キャストとして、西田尚美と青木崇高の出演が明らかになった。
2016年10月期の火曜ドラマ枠で放送されたされた本作は、海野つなみの同名マンガが原作。職ナシ、彼氏ナシ、居場所ナシの主人公・森山みくり（新垣）が、恋愛経験のない独身サラリーマン・津崎平匡（星野）と、仕事として契約結婚。夫＝雇用主、妻＝従業員の雇用関係で恋愛感情を持たずに暮らす2人が、徐々に互いを意識し出す過程が描かれた。
今回のスペシャルドラマでは、原作の10巻と11巻をもとに、野木亜紀子が再び脚本を担当。契約結婚から生まれた恋を経て、みくりと平匡がついに本当の“結婚”を決めた連続ドラマのその後を描く。撮影は10月初旬にクランクインを迎え、現在も順調に進んでいるという。
西田が演じるのは、みくりの伯母・土屋百合（石田ゆり子）の高校時代の同級生・花村伊吹（はなむら・いぶき）。病院の看護師長として働く女性で、卒業以来34年ぶりに百合と再会する。西田は「実際にゆり子さんとは20年前にドラマで共演して以来の共演だったので、セリフがすごくリンクして、本当に友達と久しぶりに会えた感覚で現場に居させていただきました」と撮影を振り返り、ドラマについて「『いろんな人がいる。いていいんだよ』っていう、見てくださる方の気持ちが楽になるような、そういう風になれば良いかなと思います」とコメントしている。
一方の青木は、平匡の新しい職場の上司・灰原慎之介（はいばら・しんのすけ）役で出演。コミュニケーションスキルが高く、体育会系のノリで下ネタも話すという、平匡とは対照的な役どころで、青木は「人気ドラマに途中から参加させていただくのは興奮するものがありますよね。いわば視聴者の立場からなので、おもしろいチャレンジになるなって思いました。このドラマは悪者が出てくるっていう訳ではないですし、それぞれ等身大で、皆さんの周りにも居そうなキャラクターの人たちが描かれています。その複合体が社会なんじゃないかなって思いますし、そこを丁寧に描かれていると思いますので、ぜひ楽しみにしていてください」と語っている。（編集部・入倉功一）