木村拓哉「教場」第2弾に濱田岳＆松本まりか出演！放送日決定
木村拓哉が主演を務めるスペシャルドラマ「教場II」（フジテレビ系）に、俳優の濱田岳と松本まりかが出演していることが明らかになった。また、本作が、2021年1月3日と4日（21時～）の2夜連続で放送されることも決定した。
本作は、作家・長岡弘樹の「教場」シリーズを原作に、フジテレビ開局60周年特別企画として製作されたSPドラマの第2弾。今年1月に放送された第1弾では、警察学校が誇る“最恐”の教官・風間公親（木村）のもと、さまざまな葛藤や秘密を抱えた生徒たちが、警察学校の教室“教場”で巻き起こる事件を乗り越えて卒業していくまでが描かれた。
「教場II」で濱田が演じるのは、風間と対峙（たいじ）する200期生徒の最年長で、白バイ隊員になるために耳を鍛えたため、聴覚が異常に優れている生徒・鳥羽暢照（とば・のぶてる）。木村主演の映画『マスカレード・ホテル』（2018）などに出演している濱田だが、ドラマでの共演は、2014年7月期に同局で放送された「HERO」以来、約6年半ぶりとなる。
200期生キャストでは唯一、木村と共演経験がある濱田だが「共演経験が何度あっても、俳優として木村さんと密に共演するというのは、やはり緊張感があります」とコメント。撮影現場の木村について「そこには風間教官として立たれている木村さんがいて、一方で僕は生徒という立場なので、頻繁に話すことはないですが、ふと二人きりになったときに、昔一緒に遊びに行った時の話をしたりはしました。撮影現場では、徹底して風間教官としているので、そんな中で、僕もお芝居でご迷惑をかけず、少しでも負担を減らせる存在であれたらなと、そういう気持ちで臨んでいます」と語っている。
一方の松本が演じるのは、風間とともに生徒の指導にあたる副教官見習い・田澤愛子。警察学校をトップで卒業して刑事になりながら、エリートコースをはずれて教場にやってくる謎多き人物で、近年、鬼気迫る演技で場面をさらう“怪演女優”としてブレイクした松本は「今まで犯罪者や悪女など、どちらかといえば“正しくない役”が多かったですが（笑）、今回は初めて“正しさ”の象徴でもある警察官、しかも生徒の見本となるような“副教官見習い”役ということで挑戦もすごくありましたし、新しい一面をお見せできると思います」と意気込む。
松本と木村のドラマ共演は、今回が初めて。「初めてセリフを交わすシーンでは、セリフが言えなくなってしまうほど木村さんのオーラと義眼のインパクトに圧倒されました」という松本だが「現場での木村さんは今何が起きていて、どうすれば解決できるのかの本質を誰よりも早く見抜く、“風間教官”のように全ての感覚がずば抜けている方だと思います。所作や姿勢、動き一つ、足音一つにも無駄がなく完璧に“風間教官”を演じられる木村さんとのお芝居は役者として楽しさを超える感動がありました」と共演を振り返っている。
そのほかの教え子役で、福原遥、矢本悠馬、杉野遥亮、目黒蓮（Snow Man）、眞栄田郷敦、岡崎紗絵、戸塚純貴、高月彩良、樋口日奈（乃木坂46）らが出演。脚本を「踊る大捜査線」シリーズの君塚良一、演出を「Dr.コトー診療所」などの中江功が務めるなど、前作スタッフが集結する。（編集部・入倉功一）