『ファンタビ』グリンデルバルド役でマッツ・ミケルセンが交渉中!ジョニー・デップの代役
映画『ファンタスティック・ビースト』シリーズから降板したジョニー・デップ(悪役グリンデルバルド役)の代役として、『ドクター・ストレンジ』やテレビドラマ「ハンニバル」などのデンマーク人俳優マッツ・ミケルセンが交渉の初期段階に入っていると、Deadlineが報じた。
『ハリー・ポッター』の新シリーズとして時をさかのぼり、魔法動物学者ニュート(エディ・レッドメイン)の冒険を描いている『ファンタビ』シリーズ。脚本も手掛ける原作者のJ・K・ローリングは以前、同シリーズは1926年から1945年までを5部作で描く予定だと明かしている。1945年はダンブルドアとグリンデルバルドが決闘をした年であり、そこへ向けて同シリーズにおけるグリンデルバルドの存在はより大きなものになっていくとみられていた。
しかし、ジョニーは元妻アンバー・ハードへのDV疑惑を報じた The Sun 紙に対する名誉毀損訴訟で敗訴したことを受けて降板することに。これはジョニーが米ワーナー・ブラザースからの降板要請に応じた形で、第3弾については1日だけ撮影をしており、ギャラは全額支払われると伝えられている。
新たなグリンデルバルド役として交渉中のマッツは、『ファンタビ』シリーズのデヴィッド・イェーツ監督の希望なのだという。イェーツ監督はマッツの大ファンであり、スタジオはマッツにグリンデルバルドを演じてもらうべく動いているとのこと。ニュート役のエディ、ダンブルドア役のジュード・ロウをはじめとしたキャストはすでに撮影に入っているため、スムーズな決定が期待されている。第3弾は2022年7月15日に全米公開。(編集部・市川遥)