菅田将暉『STAND BY ME ドラえもん 2』主題歌に込めた思いとは?
俳優で歌手としても活躍する菅田将暉が結婚情報サービス「ゼクシィ」の1月号に登場し、映画『STAND BY ME ドラえもん 2』で担当した主題歌の制作について裏話を披露している。
「ゼクシィ」の同月号は『STAND BY ME ドラえもん 2』とタイアップし、主題歌を歌う菅田のインタビューを掲載。11月20日に公開初日を迎えた同作で、「さよならエレジー」などの楽曲でもタッグを組んできた石崎ひゅーいが作詞・作曲を担当した「虹」を菅田が歌っている。
原作コミックの一編「おばあちゃんのおもいで」をもとに、のび太としずかの結婚式が描かれる同作。映画主題歌としてウエディングソングの制作オファーを受けた菅田だが、完成に至るまでには苦労も多くあったそう。曲のタイトルを計4回変更していたり、複数のスタジオで収録を行ってみたりと、制作にはおよそ1年という時間をかけた。菅田は「のび太くんとしずかちゃんという『この世で一番有名なカップル』をイメージしなくてはいけないし、映画のテーマの一つである家族という視点も入れたいし、とにかく大変でした」と苦笑いで苦労を明かす。
自身も「ドラえもん」の大ファンであるという菅田。自粛期間中にも「ドラえもん」を観て「いつ観てもやっぱりのび太くんが一生懸命で、でも不器用で。実はドラえもんも抜けているところがあって、日本一有名な主役がダメでいてくれると安心できるし、勇気が出ますよね」と魅力を語る。
また、結婚を控えたカップルへのメッセージも。「僕も結婚はまだでアドバイスはできないので、メッセージとしては『行ってらっしゃい!』ですかね。周りから何を言われても、結婚したらもうふたりだけの国。外交はちゃんとしつつ、鎖国するところは鎖国してもいいと思います」とユーモアをまじえて持論を披露している。
「ゼクシィ」1月号には「ドラえもん婚姻届」を付録として収録。ドラえもんのキュートな姿がいたるところにデザインされており、カラーは結婚式で花嫁が身に着けると幸せになれるアイテム「サムシングフォー」の「サムシングブルー」を意識した青色が採用されている。(編集部・大内啓輔)