大泉洋が減量して難病の主人公を熱演『こんな夜更けにバナナかよ』金ローで今夜
大泉洋が主演した2018年公開の映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』が本日4日よる9時~日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」で地上波初放送される。
【写真】笑いあり涙あり…『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』
原作はノンフィクション小説「こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち」(渡辺一史著)。大泉は難病の筋ジストロフィーを発症した不自由な体で、力強く自由きままに“ワガママに”生きた鹿野を演じた。鹿野が恋をする新人ボランティアの美咲役で高畑充希、北海道で医大に通いボランティア活動を通じて鹿野と出会う田中役で三浦春馬さんが共演した。『猿ロック』シリーズなどの前田哲が監督を務めた。
難病と向き合いながら力強く生きる鹿野を好演した大泉。クランクアップ時、実在した人物を演じるにあたって役作りのために最大10キロ体重を落としたことを、所属事務所クリエイティブオフィスキュー・オフィシャルサイトで明かしていた。また、本作について「映画を、撮影しながら、ドキュメント番組も、撮影してるような感覚」「ここまで、役に近づいた感覚は初めてだったと思います」とつづっていた。
美咲と田中の一筋縄でいかないラブストーリーも作品の魅力のひとつ。公開時のシネマトゥデイのインタビューで高畑は屋上で美咲と田中が感情をぶつけ合うシーンについて「田中君が珍しく人間臭い部分を見せる場面で撮影は長回し。このときも春馬君は考えて考えて自分を追い込んでいて。前田監督が『人としてキレイでない部分を出してほしい、自分でもなにを言ってるのかわからなくなってほしい』と春馬君に話すのを横でずっと聞いていました。そのあと監督からこっそり『春馬君を怒らせてほしい』と言われた」と撮影秘話を語っていた。(編集部・海江田宗)